20歳の現役女子大生・藤崎詩乃(ふじさき・うたの)が22日、歌手デビュー取材会を都内で行った。5月20日に「黒髪海峡」でデビューする。
芸名の「詩乃」は本名。母親が「名前に『詩』があるのに歌が下手ではいけない」と小さい頃から心配をして音楽教室に通わせた。祖母はカラオケ店を経営。そこで演歌歌謡曲に親しみながら育って演歌が好きになった。
「今日は『藤崎詩乃』としてここに立ててうれしい。大事に頑張っていきたい」と決意を明かし、歌唱後に「1番はものすごく緊張して記憶にないくらい。2番と3番はどんどん歌の世界に入れた。今できる限りのことはやりました」とほっとした表情を見せた。
ビデオレターで、レコード会社「テイチク」の先輩である川中美幸から「4番バッターになれ」。天童よしみから「毎日、自分の感想をスマホに書くと後で励みになる。頑張れ」と激励されると「先輩の言葉を胸に精進していきます」と気を引き締めた。
目標の歌手は「小さい頃から神様のように奉ってきた美空ひばりさん」。そして「私のように若い世代にも演歌を聞いて欲しい。まずは1つ1つのステージを頑張りたい」と話した。
現在は大学3年生。音楽学部でクラシック音楽を学んでいる。「音楽には基礎がある。クラシックが演歌に役だったり、逆に演歌がクラシックに役立つこともある。相乗効果です」。
デビューイベントの自己採点は「緊張して良くなかったかもしれませんが100点を付けたい」。これには、師匠の作曲家水森英夫氏が「25点ですね」。13歳から藤崎を見てきて実力を知るだけに辛口の採点だったが「普段はもっと迫力があるのに今日はブレスできないくらいコチコチだった。でもそういうところが新人のいいところ」とフォロー。藤崎は「未熟な私ですが、いつか先生に100点をもらえるように頑張っていきます」と誓った。
英語が得意で韓国語も日常会話はマスターしている。「好きなカーペンターズやチェウニさんの曲をカバーしたい」とワールドワイドな活躍も見据えた。