サンモニ膳場貴子「早速…殺傷能力ある武器を売り込み」小泉進次郎防衛相フィリピン訪問で

膳場貴子アナ(2021年6月撮影)

元NHKのフリーアナウンサー膳場貴子は10日、MCを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に生出演。小泉進次郎防衛相が6日、自衛隊が初めて参加した米国とフィリピンの合同軍事演習(バリカタン)を視察したことをめぐり、コメントした。

小泉氏は今月5、6日にフィリピンを訪問。防衛庁によると、6日に日本から初めてフィリピン国内に持ち込んだ地対艦ミサイル・88式地対艦誘導弾の実射訓練を視察した。

番組では1週間のニュースを振り返るコーナーで、小泉氏のフィリピン訪問を伝えた。膳場は「この日小泉大臣が視察したのは、自衛隊が初めて参加したフィリピンでの軍事演習。アメリカ軍も参加し、中国を念頭に置いたものです」とした上で、「小泉大臣がフィリピンを訪れた目的は、演習の視察だけではありません」と述べ、「日本政府が殺傷能力のある武器の輸出を解禁したことを受けた、フィリピンへの売り込み。海上自衛隊の中古の護衛艦などの輸出に向けた協議の開始で合意したのです」とも、伝えた。

政府は今年4月、これまで武器輸出を制限してきた防衛装備移転三原則と運用指針を改定。「5類型」の制限を撤廃し、殺傷能力がある武器輸出を全面的に解禁した。5日の小泉氏とフィリピンのテオドロ国防相との会談では、海上自衛隊の中古護衛艦の輸出に向けた実務者協議の開始でも合意している。

膳場は「これまではフィリピンに対し、殺傷能力のないレーダーを輸出したケースや、迎撃ミサイルのパトリオットをライセンス元のアメリカに輸出したケースなどがありましたが、今回の武器の輸出解禁を受けまして、早速、護衛艦、これはね、ミサイルも魚雷も発射できるんですけども、殺傷能力のある武器の売り込みをしたということです」と指摘した。

膳場にコメントを求められたピースボート共同代表の畠山澄子氏は「解禁からわずか2週間で、この売り込みということで、恐らく輸出に向けてほかの案件も含めて進んでいくんだと思う」などと応じた。