目黒蓮(29)の主演映画「SAKAMOTO DAYS」が公開中の福田雄一監督(57)が、11日に配信がスタートしたフリーアナウンサー笠井信輔(63)のYouTube番組「笠井信輔のシネマスパーリング」に出演。「僕、笠井さんだから話せるんですけど…多分、世間では一切、知られていない話。実は…うつ病になっちゃったんです」と、自身がうつ病だったと初めて告白した。
福田監督は、うつ病で「(19年初頭から)24年の頭まで、僕、基本的にはベッドで寝たきりの生活」をしていた。食欲もなく、テレビも見られない中、「SAKAMOTO DAYS」や25年の福田監督作品「新解釈・幕末伝」をプロデュースした、松橋真三プロデューサー(56)から「仕事できない状況であるのは分かるんですけど、仕事をすることによって何かしら良くなることがあるかも知れないから、仕事はしましょう」と勧められ、うつ病であることをひた隠しにし、仕事を進めていた。
25年の監督作「アンダーニンジャ」の製作中も、テレビを見られる状況ではなかったが、製作が終わり、回復していく中で「テレビを見てみたいな」と思って最初に見たテレビが、目黒が主演した24年のフジテレビ系月9ドラマ「海のはじまり」だったという。そうした経緯の中、目黒が「SAKAMOTO DAYS」の主演を受諾した経緯もあり、福田監督は「目黒君は神様の僕へのプレゼントだと思っているんですよ」と感謝した。
目黒が単独初主演した23年の映画「わたしの幸せな結婚」公開時に「SAKAMOTO DAYS」のキャスティングをしており、当時から「目黒蓮、すげぇ…本当に、ずっと見ていたい役者」と思っていたという。目黒は「SAKAMOTO DAYS」で、目黒は体重140キロの殺し屋・坂本太郎を、やせた本気モードの姿と両方、吹き替えなしで自ら演じたが、福田監督は「目黒君、絶対にガチハマりする」と直感で感じたという。
一方で「けど、トップアイドルが、こんなふくよかなキャラをやってくれるって思えない」と思ったという。それでも、主演が決まった段階で、松橋プロデューサーには「太っている坂本と、やせている坂本を両方、やってもらうのが絶対条件」と提示。別々の俳優でやる案もあったが「絶対拒否」したと振り返った。笠井は「僕、謝らなきゃいけないことがあるんです。僕、2回見ているんですけど1回、見た時、CGだと完全に思い込んで。実は、産経新聞の映画評で『素晴らしいCGだ』って書いちゃった。『目黒さんがアクションしているにしても、CGでこれだけできる。アニメの映画化も広がった』東宝から、ちょっと怒られて『分かっていません画。書き換えて下さい』と言われ、えーっ、そうなの? と」と笑いながら謝罪した。
うつ病による、約5年の空白があった影響で、「SAKAMOTO DAYS」に朝倉シン役で起用した高橋文哉(25)や南雲役で起用した北村匠海(28)神々廻役で起用したFANTASTICS八木勇征(29)のことを、キャスティング段階「知らなかった」と語った。