元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(60)が16日放送のカンテレ「ドっとコネクト」(土曜午前11時20分、正午=関西地区)に出演。5月6日に磐越道で発生した、北越高校(新潟市)のソフトテニス部の高校生1人が死亡したマイクロバス事故をめぐり、原因究明について意見を述べた。
事故をめぐっては、複数の生徒から「不安定な運転だった」との証言があり、中には家族に「死ぬかもしれない」とメッセージを送っていた生徒もいた。
ソフトテニス部の顧問はバスに同乗しておらず、「出入り口付近まで荷物があり、乗り込むことは難しいと思った」と話し、営業担当を信用してバスのナンバーなどを確認していなかったことを明かしていた。
一茂は、「もちろん今回の事故は、運転手が一番悪いです。この方が一番問題ですが、学校側…発注する方、受注するバス会社の方、これお互い悪いですよ。やっぱり保護管理責任というものを怠りすぎているなと僕は思います」と話した。
続けて「顧問の先生が、もしバスに乗っていれば、それだけ事故の前兆みたいなものが当然あるわけですから、いったんバスを止めるなり、普通はするんじゃないでしょうか」と指摘。「荷物が置いてあってなかなかバスに入れないという状況も分からなくもないけども、やっぱり命を預かっているという認識も、顧問だったらなきゃいけないと思います」と述べた。
運転手への手当など、高校側とバスを手配した蒲原鉄道の話が食い違っている部分もあり「バス会社の方も、確か僕の記憶ではボランティアみたいな話を、最初はしていたじゃないですか。最終的に封筒が出てきて、結局、手当とか高速(代)とかガソリン(代)って書いてあるんだけど、高速とガソリン代は別として、『手当ってボランティアなんですか?』っていうことを僕は知りたい」とも。
さらに「今回の謎というか、自分の中で原因究明してほしいなと思うのは、ブレーキ痕がなかった理由ですよね。これ、まだ出ていない。あと、今言ったお金の流れですよね。『(運転手に渡された)3万3000円って、どこから出てきたんですか?』って。当然、学校側から1度、普通であればバス側にお金が渡って、バス側から運転手の方にお金が渡っているっていうのが普通ですよね。でもそこの金額って、学校側がバス会社にいくらお金を出したのか、バス会社がいくら取っているのかというところも含めて、ちゃんと究明してもらいたいなっていうふうに思います」と語る。
改めて「1人の本当に尊い命が、これからという若い高校生が亡くなったということは、本当に事を重く受け止めないとだめだと思います」と訴えていた。