山田杏奈、主演映画舞台あいさつで日体大体操部の組み体操実演に固まる…観客に「感想知りたい」

映画「NEW GROUP」完成披露上映会に登壇した山田杏奈(撮影・村上幸将)

山田杏奈(25)が16日、東京・グランドシネマサンシャイン池袋で行われた主演映画「NEW GROUP」(下津優太監督、6月12日公開)完成披露上映会に登壇。自身が演じた主人公らにクラスメートたちの組み体操が異様な動きで迫りくる物語にちなみ、劇中でも組み体操を披露した、日本体育大体操部が登壇し、シアター内で組み体操を生披露するのを見て、思わず固まり、拍手した。

山田は劇中で、引っ込み思案な普通の女子高生の愛を演じた。クラスメートたちの組み体操が襲ってくる物語について「どうなるか、全貌(ぜんぼう)を現場でお聞きして撮影したんですけど、それ以上のものがきたと圧倒されました。パワフルな映画。言葉より見終わった後の気持ちが全て。とにかく、見てみてくださいと言うしかない映画」と評した。

2年前の撮影以来の“組み体操軍団”との遭遇に「(映画館で)スペース、狭いですよね」と気遣いつつも、次々と繰り出される組み体操を見守り、拍手し、笑った。そして「本当に、この映画に出会えたことは唯一無二な機会。見ていただく方の体験としても、唯一無二と自信を持って言えます。今日の舞台あいさつの感想も、ぜひ知りたいので教えていただけるとうれしいです」と笑みを浮かべた。

“組み体操映画”とも言うべき作品の原案、脚本も手がけた下津優太監督(36)は、米ハリウッドのKaplan Perrone Entertainment(カプラン・ペローン・エンターテインメント)と契約したことが発表されたばかり。「本当に皆さんのおかげ。ハリウッドでワンチャン、ありそうなのでかましたい」と胸を張った。

この日は、愛のクラスメートで、海外帰りで日本の学校の協調性を重んじる集団行動になじめない転校生・優役の青木柚(25)と主題歌「new world」を書き下ろした藤原さくら(30)も登壇。

◆「NEW GROUP」 愛(山田杏奈)は、引っ込み思案な普通の女子高生で、家族に問題を抱えている。クラスにやってきた転校生の優(青木柚)は、海外帰りで日本の学校の集団行動になじめない。愛は優のことが気になるも、優は自分をなかなか出せない愛にいら立ちを感じていた。そんなある日、校庭で1人の生徒が四つんばいになり、動かなくなった。教師や友人が止めようとしても動かない。さらに時間を追うごとに、その生徒の横に同じように四つんばいになる生徒が並び始めた。不思議なことに、学校も人間ピラミッドを“良いもの”として参加を勧めており、積み重なった生徒たちは皆、一様に穏やかな表情を浮かべている。生徒たちはどんどん集まり、集まってくる生徒たちはものも言わず従っていく。愛もなぜか、もうろうとなり、ピラミッドに加わりそうになる。これは、その後、地域全体を巻き込む、集団怪現象の始まりに過ぎなかった。