27年3月28日付での退団を発表した宝塚歌劇団の月組トップ鳳月杏(ほうづき・あん)が19日、大阪市内のホテルで退団会見を行った。
鳳月は白のスーツ、パンツ姿で会見場に登場。「この立場に就任させていただいたときから、退団の時期は考えておりましたし、公演していく中でも、劇団の方々と相談して時期を相談して決めていた。大劇場4作と決めたのは、お披露目公演のゴールデンリバティーが終わった後、4作と決めました」と話した。
今の心境は「宝塚にいる時間が長いので、空気みたいな感じ。酸素みたいな感じです」と表現し、笑顔。退団会見に臨みつつも「実感がない」と吐露し、宝塚は「人生そのもの」と口にした。
鳳月は06年、92期生として入団し、宙組「NEVER SAY GOODBYE」で初舞台。月組に配属された。14年、花組に組替えし、15年、「スターダム」でバウ公演初主演。19年、再び月組へと組替えし、歌、ダンス、芝居すべてを磨き、3拍子そろったスターに成長。24年7月、月城かなとの後任として、トップ制度固定後では最も遅咲きの19年目でトップ就任した。
24年、全国ツアー「琥珀色の雨にぬれて」「Grande TAKARAZUKA 110!」で天紫珠李とのトップコンビお披露目。大劇場公演は4作で退く。
退団公演ルナティック・シアター「天穹のアルテミス」、レヴュー ロマン「Belle Époque(ベル エポック)」は12月12日に兵庫・宝塚大劇場で開幕。東京宝塚劇場千秋楽の27年3月28日をもって退団する。