ロックバンドT-BOLANのボーカル森友嵐士(60)が、このほど日刊スポーツなどの取材に応じ、事実上の“解散”となる8月10日の“最初で最後”の日本武道館公演への思いを語った。
25年9月から開催中の47都道府県を回る「ラストライブツアー」のファイナルとして、武道館公演の開催を3月に発表して以降、「明確に変わった」という。「残された一夜一夜を自分の中に刻みたいって。そういう思いに変わってきているのが分かるし、僕らもそういうライブを一緒に作っている」。
活動休止中のドラム青木和義(59)を含めた4人がT-BOLANであることを強調。「今、リアルなステージに青木はいないけれど、僕たちの中には後ろで笑っている青木がいるし、一緒に作り上げてきている」といい「僕が描くバンド像としてはこの4人が最高で、この4人じゃなきゃダメなんです」と胸を張った。
同ツアー開幕の約2カ月前、ベース上野博文(60)にステージ4の肺がんが発覚。まさに、命を削ってステージに立ち続けている。「あることが当たり前じゃない。そうみんな感じてくれたと思う」。上野の病気も含め、各ライブ会場では、ファンから「ありがとう」の声が多く投げかけられている。そんな思いが集まる武道館が、どんな一夜になるのか…。
森友自身「想像がついていない」というが「涙が出てきて、歌えなくなったらどうしようって。分かんないじゃん、どんな感じにさせられちゃうのか」としつつも、「楽しみ」と期待している。【川田和博】