NHK大阪放送局の藤森康江新局長(58)が21日、同局で定例会見を行った。藤森氏は92年に入局し、ディレクターや管理部門などを経験。広島放送局では局長を務めるなどキャリアを重ね、「天才てれびくん」「週刊こどもニュース」などの番組制作にも携わってきた。
4月25日付で就任した藤森氏は、大阪放送局の役割について「朝ドラをはじめ全国向けコンテンツ制作の拠点でもあり、大きな災害が起きたときには西日本の拠点として、命と暮らしを守る情報を確実にお届けするのも重要な役割です。大阪放送局の局長になるのは身の引き締まる思いです」と述べた。
“推し”の朝ドラに「ばけばけ」を挙げ、「広島にいたこともあり、舞台が松江」という点にも親しみがあったといい、「これまでの朝ドラとは違うなと思った」と説明。「淡々とした日常を描いているが、テーマソングにある『人生はいろいろあるけど、一番大事なのは、あなたのそばにいる』というメッセージが響いた」と話した。
朝ドラのイメージについては「女性の自立を描くのが大きなベースにあると思うが、『ばけばけ』は少し違い、印象に残った」と語った。過去作では「ふたりっ子」(96年)、「ブギウギ」(23年)も好きな作品として挙げた。