【スピーチ全文】乃木坂46梅澤美波、卒コンで思い「私に任された役目は100%で全うできた」

卒業コンサートでドレスに袖を通した梅澤美波(C)乃木坂46LLC

乃木坂46が21日、東京ドームで「14th YEAR BIRTHDAY LIVE DAY-3~梅澤美波卒業コンサート~」を行った。

アンコールに入ると、漆黒のドレスに身を包んだ梅澤が1人でステージに立ち、ありのままの思いを言葉にし、時折涙ぐみながらスピーチを行った。全文は以下の通り。

 

皆さん、改めまして今日1日、本当にありがとうございました。もうすぐ乃木坂46を卒業します。

1曲目から青と水色のサイリウムで、私の家族はきっとこの景色を見て泣いていると思います。この景色こそ、私ができる最大限の恩返しのように思います。自慢の家族です。今日まで支えてくれて本当にありがとう。

ファンの皆様から今の私はどう見えているんですかね。今の私はとっても強くなりました。きっと守るものができたからだと思います。ここに来たばかりの時の私は、身長がコンプレックスで、背中も丸めて、打たれ弱くて、言葉にも敏感で、傷つくことも当たり前に受け入れながらこの場所で生きてきました。でも、今日までの日々を振り返ると、苦しかったこととか、なんてことなかったかなって。

私はただただ乃木坂が好きで、乃木坂で生きられている自分が幸せだったんだなって今思います。

先輩方がみんな卒業されて、私は少しグループに危機感を持っていた時にキャプテンというバトンをもらいました。当時は重たくて苦しかった。ライブだって、MCがあったらパフォーマンスに集中できなくて、それが悔しくて。でも、ここまで全部、自分で大丈夫にしてきました。絶対大丈夫。自分ならできる。今日はたくさん準備してきたから大丈夫って自分を信じて歩いてきました。不安になった時は、横にいる仲間たちに力をもらって今日まで頑張ってこれました。

今はキャプテンというこの看板をすごく誇りに思うし、もしもう一度生まれ変わって乃木坂の人生を歩めるのなら、絶対私は3代目キャプテンをやりたいです。そう思えるぐらい、本当に自分にとって宝物だなと思えるバトンをいただきました。今野さん、菊地さん、秋元先生、本当にありがとうございます。

そして私の乃木坂人生の宝で言ったら、ここでの人との出会いでした。先輩方、私が今日まで頑張ってこれたのは、先輩たちの作ったこの乃木坂46を守りたかったからです。先輩たちがいなくなった後も、先輩たちとのキラキラとした思い出を胸に歩いてきました。今の後輩たちなら大丈夫。私、このグループを守れたと思います。

そしてスタッフの皆さん。私は乃木坂に関わってくださるスタッフさんのことが大好きで、とにかくそんなスタッフさん達から信頼が欲しかったです。愛と信頼を受けるということがどれだけ難しいことか理解しています。でも、信じてほしかったし、期待してほしかったし、背負わせてほしかったし、期待に応えられなかった日もあったかもしれないけど、大好きなスタッフの皆さんが作る乃木坂を体現できることは、体現できる毎日は、生きがいでした。

そして秋元先生。今日披露した楽曲たち、もちろん全部秋元先生が書いてくださっていて、このグループに入る前も、メンバーになった今も、私を勇気づけてくれた楽曲たちです。いつも私たちに必要な時に必要な楽曲をいただいて、本当にありがとうございました。これからも乃木坂46をよろしくお願いします。

そしてファンの皆様。私はどうやら、誰かの生きる希望になれていたみたいです。「私が頑張れる理由だ」って言ってくれる人が、嘘みたいな話だけど本当にたくさんいて。でもそんなのこっちのセリフで、ファンの皆様が愛を向けてくれなければ、私はとっくにステージから降りていました。今日までこの青と水色のサイリウムにたくさん助けられてきました。本当にありがとうございました。

そしてメンバーのみんな。頼りない私に今日までついてきてくれて本当にありがとう。みんなは今、乃木坂でいられて幸せかな? 自分に自信が持てない時は、乃木坂46というグループに自信を持ってください。乃木坂で頑張っているあなたたちなら大丈夫だし、乃木坂は最強だから大丈夫。何よりもあなたたちが乃木坂46だから大丈夫です。乃木坂の未来を作ることを楽しんでください。

そして、私は今まであまり自分を褒めてこれなかったけど、今、自分に言葉をかけるのなら、「本当に今日までよく頑張った。私に任された役目は100パーセントで全うできた」。そうやって自分にも言葉をかけてあげたいです。

私の周りには太陽みたいな人がたくさんいて、いつも誰かを照らして温めてくれていて。私は太陽みたいな人ではないなと思っていたけど、秋元先生が私にソロ曲「もう一つの太陽」という楽曲を書いてくださいました。私も誰かにとったら太陽だったのかなって。こんな形の太陽もあっていいのかなって。雨の日でも曇りの日でも隠れて見ていたり。太陽は絶対存在しているし、そんな太陽みたいな人もいたなって。これからの乃木坂の誰かの希望になれたらうれしいです。

今まで支えてくださった全ての人へ、感謝の気持ちを込めて歌います。「もう一つの太陽」。