“美容女王”MEGUMI、佐藤二朗との「史上最も不細工で汚い」ラブシーン「初めてうれしい」

「名無し」公開記念舞台あいさつに登壇したMEGUMI(撮影・村上幸将)

MEGUMI(44)が23日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた、佐藤二朗(57)が原作・脚本・主演を兼ねた映画「名無し」(城定秀夫監督)公開記念舞台あいさつに登壇。「邦画史上最も不細工で汚いラブシーンにしようよ」と提案した上で、佐藤と劇中で臨んだラブシーンに対し「本当に汚かった」という感想の声が寄せられたことに「願いが届いた。表現が、ちゃんと皆さまに伝わった。汚いと言われて、初めてうれしかった」と満面の笑みを浮かべた。佐藤からは「美のカリスマなのにね」と、笑顔のツッコミが入った。

「名無し」は俳優・脚本家・映画監督としても活躍する佐藤が、映画にすべく5年前に執筆したものの、過激なテーマと特殊な世界観ゆえに、お蔵入り寸前となっていたオリジナル脚本が編集者の目に留まり、永田諒氏の作画によって「ヒーローズコミックス」で漫画化。その、初の漫画原作を手がけた作品を実写映画化した。佐藤が、右手で触れた瞬間、相手は消え、死が訪れる怪物“名無し”こと山田太郎、SUPER EIGHT丸山隆平(42)が少年期の名無しを保護し、名付け親になる巡査・照夫、MEGUMIが山田と同じ児童養護施設で育ち共に暮らし、山田が怪物になるトリガーにもなる山田花子、佐々木蔵之介(58)が、犯行を止めるべく名無しを追う刑事・国枝を、それぞれ演じた。

タイトルにちなみ、名前を付けることについて印象的な出来事は? と質問が出た。MEGUMIは「MEGUMIって、いつまでやればいいのかな? と。60、70歳になって、どうなのかな? エンドロールで不謹慎とか。何が良いのないですか?」と逆に共演陣に問いかけた。近年、プロデューサーとして世界を股にかけて活躍しているだけに、丸山からは「ワールドワイドでいいじゃないですか?」と背中を押す声が出た。

MEGUMIは、芸名の由来について「勝手に前の事務所の社長が、これだと。私の意思は何もなく…気に入ってはいるんですけど」と明かした。丸山から「日本的なのが、良いですよね」と投げかけられると「名字とかあった方が良い…日本人として。何か良いの、ないですか?」と呼びかけた。丸山から「日本的に…かきつばた、とか」、佐藤からは「清水」と提案があった。MEGUMIは「芝居が上手そう。清水か、かきつばたで検討したい」と答えた。

◆「名無し」 白昼のファミレスを襲った無差別大量殺人事件。防犯カメラに残された容疑者の中年男。被害者は誰もが鋭利な刃物のようなモノで切りつけられていたが、映っているはずの凶器の姿だけが目視できない。鍵を握るのは男の右手。その手が向かう先には必ず何かが起こる。目に見えない力の秘密に隠された、恐るべき真実から逃れることはできるのか?