佐藤ひらり、パールハーバー「平和の炎式典」で歌唱「ブラボー!と言ってもらえて」

米ハワイのパールハーバーで開催された「終戦記念 平和の炎式典」で「君が代」などを歌唱した佐藤ひらり

全盲のシンガー・ソングライター佐藤ひらり(24)が24日(日本時間25日)、米ハワイのパールハーバーで開催された「終戦記念 平和の炎式典」で、米国国歌や「君が代」などを歌唱した。

今年は1941年(昭16)に太平洋戦争が勃発してから85年の節目。式典には当時の首相だった東条英機氏の曽孫である東条英利氏と、終戦時の米大統領だったトルーマン氏の孫であるクリフトン・トルーマン・ダニエル氏が参加。和解と平和への誓いを象徴する宣言に共同で署名した。

歌唱後、佐藤は「日本内外の方々に、私の歌を届けたいという夢がまたかない、両国の国歌(日本は「君が代」)と、私にとって大切な『アメイジング・グレイス』をハワイの地で歌わせていただくことができて本当にうれしかったです。これからも、私の歌が日本を越えて、世界にメッセージを発信していけるように一生懸命、音楽活動を続けていきたいと思います」とコメントした。

特に印象的だったこととして「アメリカ国歌を歌ったら、たくさんの方々が一緒に歌ってくれて、終わったら『ブラボー!』と言ってもらえて本当にうれしかった」と振り返った。

佐藤はこれまでに被爆地の長崎で何度も歌唱し、広島で被爆したピアノを使ったコンサートを実施するなど、平和にまつわるイベントに積極的に参加してきた。今年に入ってから国連合唱団アンバサダーを努めるなど、ワールドワイドな活動を展開している。

28日に25歳の誕生日を迎える佐藤にとって、“日米の架け橋”になれたことは、一足早いバースデープレゼントになった。