世界3大映画祭の1つ、 第79回カンヌ映画祭(フランス)で、日本人初の女優賞を受賞した「急に具合が悪くなる」(6月19日公開)主演の岡本多緒(41)とベルギー出身のフランスの俳優ビルジニー・エフィラ(49)と濱口竜介監督(47)が26日、都内の日本記者クラブで会見を開いた。
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濱口監督は、感情を入れずに脚本を何度も読みセリフが自動的に出てくるくらい俳優の体に染み込ませる「本読み」で知られるが、同監督はイタリアのジャン・ルノワール監督の演出にならったと語っている。質疑応答では、米ハリウッド作品への出演経験を持つ岡本と、女優賞を共同受賞したフランスのトップ俳優ビルジニー・エフィラ(49)に、世界的な監督と比較し、濱口監督がどこが違うのか? と質問が出た。
エフィラは「撮影シーンと同じくらいシーン外が重要。周りの環境、皆と一体になり物事を掘り下げていく。カメラ長回しの撮影は、他の監督は間違うと、そこだけ編集するが最初から撮り直す」と語った。岡本は「脚本の筆力、文才はズバ抜けている。何度読んでも面白いと思えたのは今までない」と強調。「カメラが回った瞬間、ずっと俳優を見て声をすごく聞いていると体で感じる。いろいろバレちゃうので緊張感が抜けない」と言い、笑った。