「熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ第12弾 東京喜劇『仁義なきストライク~弾かれた栄光と約束のテンフレーム』」の初日公演を翌日に控えた30日、会場の東京・新橋演舞場で、出演する座長の三宅裕司、沢口靖子、野呂佳代、渡辺正行、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之、ビビる大木が取材会を行った。
沢口は2度目、野呂は初めてのゲスト出演で、大木は新メンバーとしての出演となる。沢口は「少年のようなキラキラとした心を持った、喜劇の達人の皆さまと一緒に、学びの毎日でした」と、あいさつすると、三宅から「作家が書いたみたいな」、大木からも「少年じゃないですけどね」と、次々とツッコミを入れられ、笑いを誘っていた。それでも沢口は「温かくて、ユーモアにあふれた稽古場だなと感動しました。明日が初日で緊張していますが、先輩方の大きな懐を借りて、全力で本番に臨みたいと思います」と続け、意気込んだ。
野呂は「思ったよりもスケジュールの関係で、お稽古に参加できず、最初は『楽しみだな』という気持ちしかなかったんですが、今も楽しみは楽しみなんですけど、まず迷惑をかけないように。最初の時と違って、今、暗いです」と、本番が近づいた率直な心境を明かしつつ、笑いを誘った。
熱海五郎一座の中心を担い続けている渡辺は「今年70歳、古希になるんですけど、もうだいぶ、おじいちゃんになるんですけども、おじいちゃんに見えないように、一生懸命、若々しく頑張っていこうと、たくさん楽しんでもらえる舞台にできれば」と、明るく意気込みを語った。三宅は「うまくいった場合は私のおかげ。失敗したら、みんなで責任を分かち合おう」と話し、共演者を笑わせた。さらに「コロナでお客さんが、だいぶ離れてしまったんですけど、やっとお客さんが戻ってきました。今回はチケット売れ行きのスタートが良かったと聞いています。毎日、満席に近いお客さまが大笑いして『来てよかった』と思ってもらえるように。今回、大木くんが初めて出演してくれますが、来年も出演できるかどうかは、お客さんの反応次第」と話し、大木が「お願いします!」と、テレビカメラや報道陣を見ながら訴えかけていた。