俳優・大悟「この街が笑わなければ大丈夫」大阪凱旋 綾瀬はるかとは“夫婦漫才”で沸かす

大阪市内での舞台あいさつでは絶妙の掛け合いを見せた千鳥大悟(右)綾瀬はるか(撮影・松浦隆司)

女優綾瀬はるか(41)とお笑いコンビの千鳥の大悟(46)が30日、大阪市内でダブル主演映画「箱の中の羊」(是枝裕和監督)の舞台あいさつに登壇した。

同作は23日に閉幕した第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出。息子を亡くした夫婦がヒューマノイドを迎え入れ、再び家族としての時間が動き出していく物語だ。登壇時には大悟が綾瀬に手を差し伸べ、エスコートする場面もあった。

約720人が埋めた客席を見渡した大悟は「こんなに大きな映画館があったんや。僕は大阪の芸人。芸人の大悟を知っているのはこの街なんで、この街の人が笑わなければ大丈夫」と俳優・大悟としての自信をのぞかせた。さらに観客の反応に「(芸人大悟としては)笑わなかったよ、って受け入れてくれた」と喜びを語った。

2度目のカンヌを振り返った綾瀬は「11年か12年ぶりですが、今回はちょっと大人になってレッドカーペットを歩かせてもらったので、また違う景色に見えるなと思いました」としみじみ。カンヌでは「大悟さんが緊張しないように、やさしい目で見守ろうかなって」と冗談めかすと、大悟がすかさず「違ったんかい?」とツッコミ。綾瀬が「冗談なんですけど(笑い)」と笑うと、大悟も「冗談?」と返し、会場の笑いを誘った。

笑いの本場・大阪で“夫婦漫才”さながらの息の合った掛け合いを見せ、客席を大いに沸かせた。