歌手で女優のIU(アイユー=33)に対して複数回にわたり悪質コメントを書き込んだネットユーザーが、ソウル中央地裁刑事控訴部から懲役4カ月執行猶予1年を言い渡された。韓国通信社の聯合ニュースが、5月31日に報じた。
同ユーザーはIUに関する悪質コメント4件をオンライン上に投稿した疑いで、1審では罰金300万ウォン(約30万円)だったが、2審のソウル中央地裁刑事控訴部は、侮辱の疑いを受けた同ユーザーに対し、懲役4カ月執行猶予1年の判決を下した。保護観察と80時間の社会奉仕もあわせて命じた。控訴審では同様の悪質コメント投稿で起訴された別の事件が合併され、刑期が増加した。同ユーザーは別の事件の裁判でも、罰金300万ウォンの判決を受けていた。
控訴審の裁判部は「被告は女性被害者を指して『詐欺師』や『精神障害』といった表現を用いた。これは侮辱に該当し、侮辱の故意も認められる」と判断。さらに「被害者が公的人物であっても、このような表現は社会通念上、許容できる範囲を超えている」と指摘した。
裁判所はさらに「被告は当審に至るまで犯行を否認し、反省の姿勢がなく、被害者からも許しを得ていない。同様の犯行を繰り返し、再犯の危険性も相当である」と量刑理由を説明した。同ユーザーが上告しなかったため、判決はそのまま確定した。