俳優北村匠海(28)が1日、都内で、第35回日本映画批評家大賞授賞式典に登壇した。
闇バイトから抜け出そうとする若者3人の3日間の逃亡劇を描いた映画「愚か者の身分」での演技が高く評価され、主演男優賞を受賞した。受賞に際し「何故自分なのか、というのが率直な感想ではありました」と思いを語った。
受賞理由を読み「自分がこれまで歩んできた役者人生を全肯定してくれる言葉が並んでいました」と感謝し、「何かチャレンジをし続けることが、役者・北村匠海の歩む道だと思っています」と信念も明かした。
バンドDISH//のボーカルも務めている自身の役者人生を踏まえ、「音楽をやっている人が役者をやっている、役者をやっている人が音楽をやっているとチグハグな印象が中学2年で音楽を始めた時からありました」と率直な思いも漏れたが、「今後も映画のために自分に何が出来るのか、出会いを日々大切にできる役者として精進していきます」と意気込みを語った。
同作で演じたタクヤは悪に手を染めた結果目玉をくりぬかれる役のため、目が見えない演技が一つの鍵となった。自身は「芝居で一番大切にしているのが目の芝居なんです」と話したが、「物理的に見えない生活をしている中で芽生えた新たな境地もあります」と確かな手応えを実感していた。