女優泉ピン子(78)が2日、都内で著書「ピン!として逝くのもいいじゃない ピン子78歳、最後に残したい言葉」(徳間書店)の刊行記念記者会見を行った。
前著「終活やーめた。」(講談社)から1年、喜寿を超えて家族の記憶、芸能界、夫婦のかたち、今後についてピン子流・生き方の極意をつづった自伝エッセー。本の中で「これが最後。全部言うわよ」と記しているが「人間って欲深いからね。最後って言って何十冊も出してるやついっぱいいる。方便よ。どんどん期待してください。生きてるって証拠だからね」といきなり最後を撤回した。
「もし、このまんま死んだらと思ったらやっぱり怖いですよ。うちのこと、どうしようって。私の名義だし」。また「私を育てた」という杉村春子さんと橋田寿賀子さんの命日がともに4月4日なことから「死ぬときは4月4日にしたいのよ。うちの父が3日だったから、3日か4日に」と命日を“指定”。遺言は書いていないそうで「今度、『遺言書を書いてないあなたへ』ってどう?」と次作の案まで飛び出した。
元気の秘訣(ひけつ)を問われると「ないわよ。朝起きたら、あら今日も生きてたわって感じよ」と一蹴しつつ、「気持ちじゃない? 年齢を忘れるのがいいんじゃないの」と回答。「次のWBCまで生きたいのよ。負けちゃったから。あと大谷(翔平)さんにサイ・ヤング賞とらせたい。自分の息子でも何でもないんだけど」と、見届けたいことがまだまだあるそう。
書籍の表紙は自身の笑顔で「写真写りがとってもいいです。とても80近い女には見えません。誰か口説いてくんないかな」と笑って会場を後にした。