三山ひろし 18年目の第一歩 三波春夫のスピリッツを着て24曲熱唱

恒例のコンサートを開催した三山ひろし

演歌歌手三山ひろし(45)が3日、東京・渋谷のLINE CUBE SHIBUYAで毎年恒例のコンサートを行った。09年のこの日に「人恋酒場」でデビューし、翌年から毎年のようにこの時期に開催している“記念日ライブ”だ。

台風による悪天候の中だったが約1800人が駆けつけた。今月24日発売の新曲「鳴門海流」をライブで初披露し、得意の落語を生かして自身で開拓した新ジャンル「落語歌謡」の第3弾「藪入り」も初歌唱。DJ KOOとのコラボ曲「KENDAMA DO DANCE!」はけん玉を実演しながら歌ってみせた。三山ならではの盛りだくさんの内容を詰め込み、約3時間で計24曲を披露してファンを魅了した。【松本久】

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公演前に取材に応じた。 

-意気込みをお願いします

三山 6月3日がデビュー日。09年に「人恋酒場」でデビューをしました。今日から18年目が始まります。歌の世界に入って、先輩方がやってきたように、自分も1日も休むことなく常に前進を続けてきました。これからも声が出る限り、いつまでも歌っていきます。

-見どころは?

三山 落語から学んだ知識と経験を歌に生かした新ジャンル「落語歌謡」を作りました。今日は3作目「藪入り」を初披露します。人情話です。そして今年は私の作家デビュー年。けん玉が好きすぎて作詞作曲したDJ KOOさんとのコラボ曲「KENDAMA DO DANCE!」もコンサートで初披露します。新曲「鳴門海流」も初歌唱。結構、目玉満載ですから楽しんで欲しいです。

-新曲「鳴門海流」について教えてください

三山 生きていく上で、100%の力を込めてしっかりと毎日を過ごす“おとこ気”といいますか大事なことを歌に込めています。今までドラムやピアノなど、いろんなことをやってきましたが、歌の部分をさらに深めていこうと作った1曲です。原点回帰で演歌に真っすぐに向き合った曲。そのあたりを聞いて欲しい。

-衣装は浪曲師の演歌歌手三波春夫さん(01年死去)の着物だとか

三山 はい。着物に関してはすべて三波さんの物を使わせていただいています。三波さんは作品ももちろん素晴らしいけれど、あの時代の着物の色づかいも楽しんで欲しい。

-作家活動について

三山 新曲Bタイプのカップリング曲「チョウゲンボウ」の作曲も手がけています(ペンネームは中村心一)。ポップな感じで楽しく童謡に近い歌です。

-台風の影響で会場に来ることができなかったファンにメッセージを

三山 羽田空港発着の飛行機が欠航になって残念ながら断念した人もいると聞いています。そういう人への思いも込めて歌いたい。お近くに(公演で)おじゃまさせていただいたらぜひ足を運んで欲しい。SNSの時代なので、来ていただいた方に発信をしていただいて、来られなかった人にも楽しんでほしい。今日は一生懸命に頑張ります。