平成ノブシコブシの吉村崇(45)が4日、都内で、企画公演「罰ゲーム倶楽部」(28日、東京・グレースバリ銀座店など、正午開場午後1時開演)合同取材会に出席した。
吉村が仕掛け人となった同ライブは、「すごろく」とバラエティーの定番「罰ゲーム」を融合させたもの。全てのマス目に罰ゲームが書かれており、吉村ら参加者は止まった目の罰ゲームを受けながらゴールを目指すという内容だ。
7日に大阪公演(よしもと道頓堀シアター)が控えるが、現時点でチケットの売れ行きはかなり苦戦中。「まずフライヤーの文字が小さすぎた。飲食付きで大人はアルコールも飲めるけど、それにしてはやる時間が早すぎた。自分の慢心ですね」と反省点が止まらないが、芸人としての信念を持って企画を立ち上げた。
開催経緯は、地上波テレビ番組の罰ゲーム用にゲームを開発している会社の存在、そうした会社の仕事の減少を知ったのがきっかけ。かつてのテレビ番組では、時には過激で攻め込んだ内容の番組が放送され、吉村も若手時代は罰ゲーム企画で鍛えられた部分もある。かつてシビレエイを素手で触る企画に挑み、かなりびびった挙げ句「もらした」苦い経験も。“請負人”出川哲朗(62)からは極意を聞ける時間も今となってはある種尊い時間だった。
昨今はコンプライアンス(法令順守)の観点により、番組の放送内容にも規制がかかる現状がある。「かつてタダで見られた罰ゲーム、体張る系のヤツが見られなくなってきている。でも一定数、体張ってるのを見たいなって言う人もいるので、有料にはなってしまいますが、そういうファンの方に向けたイベントになっていきたいなと思っています」と吉村なりの意義を語った。
お笑い界の変化も感じている。「お笑いってある時代から芸人が幅を狭くしてしまったような感じがするんです。もう1回広げないと。見ている人もセミプロみたいな人になってきちゃって。子供やお年寄り、お笑いに興味ない人も笑わせてあげないと。1番手っ取り早いのが体を張る。あと下ネタ、顔。僕の知識ではこれくらいしかない。そのうちの一角を担えたら」と意気込んだ。
可能なら、かつてのようなテレビ番組の復活を夢見る部分もある。ただ「地上波って僕たちのものでもテレビ局のものでもない。視聴者の数字が大前提。やっても(数字が)取れないなら求められてないんだろうなと」と理解を示す。「(今回のライブは)種火ですよね。火だけは絶やさない。来たるべき日に大火となって欲しいな」と熱っぽく語った。
ライブの出演者は、平成ノブシコブシ吉村、パピヨン千葉、カゲヤマ益田、MCキクチウソツカナイ。