俳優で歌手の小林旭(87)が4日、東京・浅草公会堂で「小林旭コンサート 永久不滅のマイトガイ」を開催した。
日活で銀幕デビューして70周年。今年11月3日には88歳(米寿)を迎える。
小林は「88歳は人生のけじめの年」と考えていた。その思いから、小林旭の集大成として、3月に大阪でのコンサートから「八十八カ所イベント」をスタートさせた。
同イベントは来年の89歳の誕生日まで、コンサートや映画上映会、AIを駆使したトークショーなどを、21カ月間にわたり行う予定だ。
この日はその一環のコンサートで、歌手デビュー曲「女を忘れろ」(58年)から「ダイナマイトが百五十屯」「自動車ショー歌」「昔の名前で出ています」「熱き心に」などヒット曲の数々を熱唱した。
中盤には「アキラのズンドコ節」などアキラ節メドレーで、会場を沸かせた。
開演前に会見した小林は「70年は、そんなにたったのかなという思いです。結局、スタッフの支えがなければやれなかった」と謙虚に話した。
コンサートタイトルの「マイトガイ」は、小林の代名詞。ダイナマイトのように爆発する強烈な男という意味だ。「(八十八カ所を)仮に全部回れなくても、米寿にやったというけじめをつけたい」と意欲満々で話した。
会見では、映画界を共に支えた石原裕次郎さんと、前妻の歌姫・美空ひばりさんを例に、大スターについて語った。
「2人には通じたものがあった。自由奔放さだ。天下を取る人は、自由奔放に、自分勝手に動き回れる度胸、人間性がある。それが大スターの要素じゃないかな」と話した。
秋からは「終活」をテーマにしたYouTube番組もスタートさせる。
夏以降には、70周年と88歳の記念曲も発売される予定だ。
小林はファンに向け「どこでどうなるか分かりませんが、元気な状態が続いているうちは、やっていきたい」と誓っていた。