シティーポップライブ開催 武部聡志氏の血肉となったサウンドの祭典

シティーポップライブを行った、左から福田未来、荒井麻珠、武部聡志氏、中川晃教、島太星

武部聡志氏(69)が総合プロデュースを手がけたシティポップの公演「City Pop Live-encore-」が4日、東京・渋谷のLINE CUBE SHIBUYAで行われた。昨年11月以来、2度目の開催。

昭和の華やかな音楽シーンを彩ったシティポップを現役シンガーが歌唱。中川晃教、荒井麻珠、福田未来は連続出演で島太星は初参加。水樹奈々が特別ゲストとして加わった。

「自分は70年代から音楽をやっている。だからシティポップは血となり肉となっているサウンドです。若い人たちが、当時の歌を自分のレパートリーとして歌ってくれるとすごくうれしい」と若いアーティストをリスペクトする武部氏。

シティポップの魅力については「最近、また海外で大きく注目されていますよね。日本独自のもので、すごくキラキラしていた時代のムードをまとっているからだと思うんです。サウンドも曲も歌詞もみんなキラキラ輝いている感じがする。だから今でもみんなに愛され続けているんじゃないでしょうか」と説明した。

2度目の開催になったことには「初回に来てくださったお客さまからも好評で、出演されたアーティストの方々も『もう1回やろうよ』っていう感じにすぐになりました。これはもう定例化したい。シティポップの名曲はまだまだありますから、回を重ねて紹介していきたいと思っています」と明かした。

今回、最後に歌唱する曲にMrs.GREEN APPLEのヒット曲「ダンスホール」をもってきた。「ミセスは今の音楽シーンを引っ張っているバンドじゃないですか。そういうグループにもシティポップは少なからず影響を与えていると思うんです。先人たちの作り上げた音楽の流れみたいなものが彼らにはすごく伝わっていると思い、敬意を表して彼らの曲を取り上げました」。

最後に「音楽は時を越えて人の心に響いていくと信じています。皆さんもシティポップを聞いて、その頃の自分に思いをはせてくれるとうれしい。若い人たちにも、こんなにすてきな音楽が日本にあったんだってことに気付いてほしいし、これをきっかけにどんどんその時代の曲を探してほしいなと思います」と続けた。

歌自慢が集まった“Jポップの祭典”は約2時間で計24曲を披露した。