片岡仁左衛門、実は「猛反対」だった父の記録映画 リバイバル上映も連日満員でアンコール決定

ドキュメンタリー映画「歌舞伎役者 十三代目 片岡仁左衛門」のトークショーを行った片岡仁左衛門

歌舞伎俳優片岡仁左衛門(82)が6日、東京・ポレポレ東中野で、ドキュメンタリー映画「歌舞伎役者 十三代目 片岡仁左衛門」(羽田澄子監督)のトークショーを行った。

仁左衛門の父で、94年に亡くなった13代目片岡仁左衛門さんの84歳から90歳までを追ったドキュメンタリー作品で、全6巻、計10時間46分という大作。

仁左衛門は、同作が公開された当時のことを振り返り「最初は(東京の)岩波ホールでの上映だった。私は猛反対したんです。こんな長い時間(の作品)で、ナレーションも音楽もない。お客さんが来てくださるわけがない、と。入らなかった時の役者の傷、ショックは永遠に響きますからやめてください、と反対しました」と明かした。

しかし、公開されると大盛況で、仁左衛門は「人知では計り知れない何かがある」と言うほどだった。

同作は国内では岩波ホールなど数カ所で、海外では「ジャポニズム2018」の企画で上映された。今回は、13代目の三十三回忌と羽田監督の生誕100年を記念し、国内では17年ぶりに全6巻の上映が実現した。

映像も上映も貴重なだけに、連日満員が続いている。6月12日までだが、7月17日に1日限りのアンコール上映が決まった。