元ボクシング世界王者のタレント、ガッツ石松さんが亡くなったことが11日、分かった。76歳だった。本人の公式SNSが発表した。
スポーツでの勝利や喜びを表現する際に使用される「ガッツポーズ」はガッツ石松さんが広めたのは有名な話。喜ぶポーズは昔から万国共通で、日本ではボウリング雑誌「週刊ガッツボール」がボウリングでストライクを取った時のポーズをガッツポーズとしたのが、最初とされている。しかし、広めたのはガッツ石松。当初、鈴木石松として戦っていたが、勝ち目がないと効いていない相手パンチで倒れる癖があった。ジムの会長が「もっと根性みせろ」と74年4月11日のボクシングWBC世界ライト級タイトルマッチ前にガッツ石松と改名。王者ロドルフォ・ゴンザレスを8回にKO、初の王座奪取を喜びコーナーロープに登った姿が「ガッツポーズ」として取り上げられ、広く知られるようになった。4月11日は「ガッツポーズの日」とも呼ばれている。
公式SNSを通じ「訃報 ガッツ石松が令和8年6月2日(76歳)、肺炎のため都内病院にて永眠いたしました」と報告。「ここに生前賜りましたご厚情に対し心よりお礼申し上げますとともに、ご報告いたします。ガッツポーズをするたびに、ガッツ石松を想い出していただければ幸いです。OK牧場!」と最後はガッツ石松さんの鉄板フレーズで締めくくった。
◆ガッツ石松(がっつ・いしまつ)本名鈴木有二。1949年(昭24)6月5日、栃木県生まれ。中学卒業後プロボクサーを目指し上京。72年東洋ライト級王座獲得。74年には「幻の右」でロドルフォ・ゴンサレスを破りWBC世界ライト級チャンピオンに。5度の防衛に成功した。79年3月に引退後は俳優、タレントとして活躍。流行語になった「OK牧場」を始めユニークな語録で知られ著書も多数。
以下、発表全文。
訃報
ガッツ石松が令和8年6月2日(76歳)、肺炎のため都内病院にて永眠いたしました。
ここに生前賜りましたご厚情に対し心よりお礼申し上げますとともに、ご報告いたします。
ガッツポーズをするたびに、ガッツ石松を想い出していただければ幸いです。
OK牧場!