ガッツ石松さん、ガッツポーズで両拳突き上げる意味「右手は自分のため左手は…」17年前に告白

ガッツ石松さん(2005年2月撮影)

元ボクシング世界王者のタレント、ガッツ石松さんが亡くなったことが11日、分かった。76歳だった。本人の公式SNSが発表した。

スポーツでの勝利や喜びを表現する際に使用される「ガッツポーズ」はガッツ石松さんが広めたのは有名な話。喜ぶポーズは昔から万国共通で、日本ではボウリング雑誌「週刊ガッツボール」がボウリングでストライクを取った時のポーズをガッツポーズとしたのが、最初とされている。

しかし、広めたのはガッツ石松。当初、鈴木石松として戦っていたが、勝ち目がないと効いていない相手パンチで倒れる癖があった。ジムの会長が「もっと根性みせろ」と74年4月11日のボクシングWBC世界ライト級タイトルマッチ前にガッツ石松と改名。王者ロドルフォ・ゴンザレスを8回にKO、初の王座奪取を喜びコーナーロープに登った姿が「ガッツポーズ」として取り上げられ、広く知られるようになった。4月11日は「ガッツポーズの日」とも呼ばれている。

ガッツ石松さんは09年2月の自著出版イベントでガッツポーズについて言及している。両こぶしを突き上げる意味について「右手は自分のため、左手はお客さんのためにあるもの。そして両者が一体となって喜ぶんだよ」と語っている。

公式SNSを通じ「訃報 ガッツ石松が令和8年6月2日(76歳)、肺炎のため都内病院にて永眠いたしました」と報告。「ここに生前賜りましたご厚情に対し心よりお礼申し上げますとともに、ご報告いたします。ガッツポーズをするたびに、ガッツ石松を想い出していただければ幸いです。OK牧場!」と最後はガッツ石松さんの鉄板フレーズで締めくくった。

◆ガッツ石松(がっつ・いしまつ)本名鈴木有二。1949年(昭24)6月5日、栃木県生まれ。中学卒業後プロボクサーを目指し上京。72年東洋ライト級王座獲得。74年には「幻の右」でロドルフォ・ゴンサレスを破りWBC世界ライト級チャンピオンに。5度の防衛に成功した。生涯戦績は51戦31勝(17KO)14敗6分だった。79年3月に引退後は俳優、タレントとして活躍。流行語になった「OK牧場」を始めユニークな語録で知られ著書も多数。

以下、発表全文。

 

訃報

弊社ガッツ石松が令和8年6月2日(76歳)、肺炎のため都内病院にて永眠いたしました。

ここに生前賜りましたご厚情に対し心よりお礼申し上げますとともに、ご報告

葬儀につきましては故人および遺族の強い意向により近親者のみで執り行い、皆様へのご報告がこの時期になりましたことをお許しください。

尚、誠に勝手ではございますが、ご供花、ご供物、につきましては謹んでご辞退させていただきます。

お別れの会等につきましては現時点では未定とさせて頂きます。

今後お知らせすべき事項がございましたら改めてご案内申し上げます。

多くの皆様に愛されたことは、本人にとって最大の誇りであり幸せな一生であったと確しております。故人に代わりまして、これまで温かく支えてくださった皆様に心より深く感謝申し上げます。

ガッツポーズをするたびに、ガッツ石松を想い出していただければ幸いです。

OK牧場!

令和8年6月11日

株式会社ガッツエンタープライズ

社員一同

さらば「OK牧場!」元ボクシング世界王者ガッツ石松さん死去 幻の右、三度笠…/写真特集

【まとめ】ガッツ石松さん死去、76歳 ボクシング世界王者から芸能界へ…各界から悼む声続々