バイオリニストの竜馬が14日、自身のインスタグラムを更新し、サッカー日本代表森保一監督(57)へ向けて制作した世界に1枚だけのCDを直接手渡したことを報告した。森保監督のためだけに制作したオリジナル楽曲「その先へ」を披露したことも明かした。
竜馬は、大河ドラマ「龍馬伝」「天地人」や映画「ALWAYS三丁目の夕日」「海猿」など300以上の映像作品の演奏に携わってきた。25年に東京ドームで開催されたシカゴ・カブスとロサンゼルス・ドジャースによる開幕戦で、自身が率いる「竜馬四重奏」としてオープニングセレモニーに出演し、作曲した「YAMATO」が野球の日本代表「侍ジャパン」の応援歌にも起用されている。
森保監督との出会いは23年8月。佐賀県で行われた森保監督の講演会だった。オープニングアクトを務め、森保監督から「『龍馬伝』は試合前に必ず聴く10曲のリストに入っている」と声をかけられた。「龍馬伝」のレコーディングに参加していた竜馬がその場で演奏を披露すると、森保監督は目に涙を浮かべながら「音楽はやっぱりすごいですね」と感慨深げに語った。
その後、24年3月には千葉県のJFA夢フィールドへ招かれ、森保監督と約30分にわたり対話。「私たちはフットボールで世界と闘い勝つことで、日本人もすごいんだ、やれるんだという誇りを伝えたい」という森保監督の言葉に、竜馬は深く心を動かされたという。
日本人として世界に挑み続ける森保監督の姿、その挑戦、苦悩、そして栄光の軌跡に共鳴した竜馬は、その思いを1曲の音楽として表現することを決意し、生まれたのが「その先へ」だった。
竜馬は、森保監督のためだけに特別なCDを制作。あらためてJFA夢フィールドを訪れて、「その先へ」を生演奏で披露し、世界に1枚だけのCDを直接手渡した。森保監督は「聞いているだけで歌詞がなくても曲だけで熱くなるというか、こみ上げてくることがあるっていうのは本当にすごいなと思いました」と語り、「今からやろうぜとパッションが湧き上がってくるような曲を作っていただき、ありがとうございます」と感謝した。
投稿の最後で竜馬は、「いよいよ始まるW杯。いち日本人として、心から応援しています!!日本一丸となり、その先へ!!」と、日本代表へ熱いエールを送った。