橋下徹氏、知床観光船沈没で被告の社長禁錮5年判決に「辺野古の事故にもつながる話」

橋下徹氏(2026年5月撮影)

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(56)が17日、カンテレ発フジテレビ系情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜午後1時50分)に出演。2件の船の沈没事故の関連性について言及した。

北海道・知床半島沖で2022年、観光船「KAZU 1」が沈没し乗客乗員計26人が死亡、行方不明となった事故で、業務上過失致死罪に問われた運航会社社長桂田精一被告に、釧路地裁はこの日、求刑通り、法定刑の上限である禁錮5年の実刑判決を言い渡した。被告は事故時に乗船していなかったが、判決は、悪天候の予報が出ており乗客が死亡する恐れがあったことを「容易に予見できた」とした。被告側は即日控訴した。

橋下氏は判決について「重い刑になっています。今、控訴を出されているのでまだ確定していませんからどちらが正しいというわけではない」とした上で、「第一次的な責任は船長にあるんです。会社の社長に責任を問おうと思うと、なかなか法律的にも難しい中で、今回、予見可能性が認められた。社長の立場の重みも加えられ、社長の予見可能性が認められた」と解説した。

続けて、「これは実は辺野古の修学旅行の事故の際に、学校側の責任はどうなのかというところにもつながる話でもある」と、今年3月に沖縄・名護市辺野古沖で船2隻が転覆し、研修旅行で平和学習活動に参加していた同志社国際高(京都府)の女子生徒ら2人が死亡した事故との関連性について言及。「学校側の刑事責任に問われるかどうかは別にして、校長や学校側の管理者が予見可能性、回避可能性があったかどうかというところと同じような考え方なんですね」と指摘した。