古舘伊知郎「安全インフラが一番大事」知床観光船沈没で運航会社社長に実刑判決 今後見据え

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フリーアナウンサーの古舘伊知郎が20日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜午後1時55分)に出演。4年前の4月に北海道の知床半島沖で遊覧船「KAZU1(カズワン)」が沈没し、乗客と乗員20人が死亡、6人が今も行方不明になっている事故で業務上過失致死罪に問われた運航会社「知床遊覧船」社長の桂田精一被告に禁錮5年の実刑判決が下された件で、今後について論旨を展開した。

古舘はまず、「取り返しの付かない悲しいことが起きてしまって。業者登録制にしたりして、いろいろと法改正もちょっとはやっているんだけど、登録制となると手続きが非常に煩雑だということで、すべてが改善されている訳ではないという現実があるわけです」と、事故後の改善の状況について語った。

そのうえで、「そこで考えるんですけど、今後のことを考えた時、地域振興とか地域観光のための船、そういうことで全国的に考えた時には、小さな業者に企業努力だけを押しつけても体力がないと思うんです。コストの問題、人手不足、全部ありますから」と先を見据えた。

続けて、「安全統括管理と運航管理と船長、全部分けなきゃいけないといった時に、全部を1つ1つの企業で値段の争いをやっているのに無理な訳です。だから、業界団体がIT、AIをうまく使う」と提案。「安全のインフラが一番大事なんだから。そこをみんなで危機管理の情報を共有すると。それが1つ。それとそこには補助金が必要。国の補助が適度に入って、そこで国も含めて業界団体でやっていくということをやらなければいけないと思う。乗る側は、ある程度の値段で安全が保証されているということを認識して、もっと今以上に使うということにしないと、またこういう取り返しのつかないことが起きちゃうと思います」と、再発防止策を挙げていた。