1998年に公開された日本のホラー映画「リング」をハリウッドでリメイクした「ザ・リング」(2002年)の子役で一躍スターダムへと駆け上がった米女優デイヴィ・チェイスさんが16日、35歳の若さで亡くなったことが分かった。
米ニューヨーク・ポスト紙によると、昨年末に米ロサンゼルスのスキッド・ロウと呼ばれる薬物依存者や貧困層が路上生活する地区で骨と皮だけのやせ細った姿で暮らす様子を撮影した動画がSNSに投稿されていたという。後に削除された動画には、テントかトレーラーのような場所の床に意識が朦朧とした状態で横たわるチェイスさんの姿が映っており、それを見た長年のマネジャーと家族が私立探偵を雇って居場所を突き止め、支援を受けさせようとしていた矢先のことだったという。
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」(2001年)の千尋役やディズニーのアニメーション映画「リロ・アンド・スティッチ」(2022年)の声優などでも知られるチェイスさんは、この10年ほど表舞台から遠ざかっており、近年は薬物所持で逮捕されるなど私生活のトラブルが伝えられていた。
米芸能情報サイトTMZは、髄膜炎と血液感染症を患っており、それに伴う敗血症でロサンゼルスの病院で亡くなったと伝えている。チェイスさんの交際相手によると栄養失調で今月初めから入院していたといい、亡くなる直前にはクラウドファンディングサイト「GoFundMe」を立ち上げて医療費の支援を募っていたという。(千歳香奈子)