元日テレ脊山麻理子、バー経営と並行で“5年ぶり主演舞台”に挑む理由「いずれは後進を…」

舞台「出席を取ります!」主演の脊山麻理子(右)共演の安田一基

元日本テレビアナウンサーのタレント脊山麻理子(46)が、5年ぶりに主演する舞台「出席を取ります!」(新宿シアターブラッツ)の佳境を迎え、あらためて手応えと、今後の芸能活動への思いを語った。

16日開幕した同作は、昼間は全日制、夜は夜間の2部制の高校が舞台で、脊山は夜間部の非常勤講師、新川泉を演じる。ジャケット姿や肩をあらわにしたワンピースに身を包み、妖艶な大人な雰囲気を振りまきながらも、様々な世代の生徒たちの言葉を聞きつつ、不思議な魅力で導いていく役どころだ。前回の主演作も制作したメディアンプロの舞台制作10周年と時期が重なり、公演の実現に至った。

アナウンサー業は「きれいに一定のペースで、分かりやすく事実を伝える話し方」なのに対し、舞台は「テンポ、大きさを変えて、1個1個の言葉に意味がある、意味を持たせることが難しい」と、苦闘しながら挑戦中だ。

共演者には、演技経験は先輩であっても年下が多い。先生役として、また人生の先輩としても、寄り添って話を聞く時間が好きだという。「バーをやっている楽しさもそれ。人の話を聞くという意味では、アナウンサーも近い」。演劇集団キャラメルボックス所属の安田一基も「舞台に立つ脊山さんは一際輝いていて、そのセクシーさに男女問わずお客さんがときめいています。僕も舞台上で見る脊山さんにときめいてます」と頼りがいを感じている。

脊山は現在、フリーアナウンサーやタレントとしての活動に加え、六本木でバーを経営。終演後は夜の営業を休むことなく店に顔を出している。多忙でも6日間、全10公演を並行して行うのは、今後の芸能活動を見据えていることも理由だ。「いずれは後進を育てたい。そのために、今の自分が一番できないところをやってみたい」。将来的に芸能事務所の運営、タレント育成にも関心を持っている。アナウンサーや、タレント、グラビア活動などが充実した一方で、経験の少なかった演技を特訓する機会を設けた。結果として「この楽しさをみんなと共有する喜びを感じました」と充実感も得た。「舞台を主催してみたい。ここで出会った人たちと、またモノ作りできたらいいな」と、新たな夢も生まれた。

公演が進む中で「本番ではお客さまの反応がとても嬉しい」と手応えを感じている。「アンジャッシュさんのコントみたいな、九条と新川先生のラブコメ感たっぷりのシーンで、お客様に笑っていただける瞬間が何より幸せです」と話すと「ぜひ劇場で一緒に笑ってほしいです」と、21日の千秋楽に向けて呼びかけた。