シンガー・ソングライターの中村中(40)が19日、東京国際フォーラムでデビュー20周年記念コンサートを開催した。
ドリアン・ロロブリジーダ(41)一青窈(49)根本要(69)がゲストとして登場。ゲストを交えながらデビュー曲の「汚れた下着」や、07年のNHK紅白歌合戦でも歌唱した「友達の詩」など全22曲を熱唱し、1300人のファンを魅了した。
06年にトランスジェンダーであることを公表。この日、ドラァグクイーンのドリアンとのMCでは「私ずっとモヤモヤしていることがあって」と切り出し、性的少数者に対する理解を促す社会の風潮へ物申した。
「セクシュアルマイノリティーへの理解を促進するみたいなムーブ、なんか嫌で。私は生まれた時は男児、今は女性として生きていますけど、でもそのことは友人にも家族にも仕事の仲間にも理解されている。職場だって理解してくれているから一緒に仕事できているわけ。つまり、私たちは全然理解を促進してほしいわけじゃない。そもそも気が合わない人には近づかないわけじゃない。こちらからすると、理解がない人がいるフィールドに連れていかれた気がするんですよね。そりゃハレーション起きるよね」
ドリアンからも「なんでも理解しようと思わなきゃいいの。理解できないものを理解できないまま大切にしておくことも今の世の中に必要だと思いますよね。理解なんてされてたまるか! ってね」と賛同され「今日のライブで一番いいことを言ってもらいましたね」と笑みを浮かべていた。