サンモニ膳場貴子、天皇陛下スピーチに共感「自国の負の歴史に向き合い続ける姿勢がどれほど…」

膳場貴子アナ(2021年6月撮影)

フリーアナウンサー膳場貴子は21日、MCを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に生出演。オランダを公式訪問された天皇、皇后両陛下が17日、首都アムステルダムで第2次大戦の戦没者記念碑に供花し、多くのオランダ国民が見守る中で1分半にわたり黙とうをささげられたことを伝えた。

日本とオランダは第2次大戦で交戦した歴史がある。番組では、オランダでは戦後も厳しい反日感情が残り、1971年に昭和天皇が訪問された際には車に物が投げつけられ、2000年の上皇ご夫妻の訪問時にも抗議デモが起きたとした上で、今回は目立った抗議活動はなかったと伝えた。

天皇陛下はこの後、王宮で開かれた晩餐(ばんさん)会で18分にわたりあいさつしたが、その中で、「先の大戦の中で、多数の民間人を含む多くの尊い命が失われ、多くの人が傷ついたことは誠に悲しむべきことであります。私たちは絶えず謙虚に過去の歴史から学び、悲しみを繰り返さないよう、悲惨な体験や苦労を後の世代に伝えていかなければなりません」と述べられた。番組ではそのスピーチの映像も伝えた。

膳場はVTRの後、「自国の負の歴史に謙虚に向き合い続ける姿勢というものが、どれほど大切かを見せてもらったような気がいたします」と口にした。

この後、膳場にコメントを求められたBS-TBS「報道1930」キャスターの松原耕二氏は、今年4月に行われた「昭和100年記念式典」に触れ「高市総理があいさつをしたんですが、戦後日本の成長の明るい部分だけに光をあてていて、戦前戦中の部分にはほとんど触れていない。式典には天皇陛下も出席されたのにもかかわらず、なぜかおことばがなくて、翌日宮内庁が発表した両陛下のお気持ちの中には、高市総理の言葉とは対照的に、過去の歴史への深い反省が語られていた」と指摘。また、皇族数の確保策について示された「立法府の総意」の内容を念頭に、「天皇陛下の思い描く象徴天皇像と政治の向かっている方向との距離をものすごく痛感すると同時に、私にはいろんな局面で、天皇に対する敬意が政治から感じられない。そこがいちばん気になります」とも述べた。膳場は同意するように反応し、次の話題に移った。