RED WARRIORS、3月14日に出禁解けた武道館で40周年区切りの生前葬&終活ライブ

「RED WARRIORS FESTIVAL RED ROCKS」2日目の公演前に囲み取材に応じた、左から小川キヨシ、ダイアモンド☆ユカイ、木暮“shake”武彦(撮影・村上幸将)

メジャーデビュー40周年を迎えたロックバンドRED WARRIORS(レッド・ウォーリアーズ)が21日、大宮ソニックシティで「RED WARRIORS FESTIVAL RED ROCKS」2日目公演を開催した。

席上で、27年3月14日に40年間の活動に区切りを付ける東京・日本武道館公演「Good Bye RED WARRIORS Final Lesson」を開催すると発表した。ボーカルのダイアモンド☆ユカイ(64)は「ただの解散じゃない。俺たちの生前葬。自分たちの追悼ライブを、自分たちで見たい…3人で」と“生前葬公演”と位置付けた。

ユカイは、武道館公演について「我々にとって、ビートルズが最初にやった聖地。実は、一番の問題になっていたのは、出入り禁止だった」と自虐的に語った。96年の再結成ライブの際にタバコを投げ捨てたことが原因で、ベースの小川キヨシ(62)から「この人のせい」とツッコまれると「皆、俺のせいにする。だから俺も暴れちゃったという。ダイアモンド☆ユカイというと、昔は悪の権化だけど、今は品行方正」と言い、笑った。そして「(武道館は)功労賞とかいただく場なんだけど、俺らにとっては出入り禁止が30年ぶりに解禁になった。やっと、立つことができます」と出禁が解けたと明かした。

さらに「世の中、どんどん変わっていくでしょ? 40年もやっていると、天国に逝っちゃった仲間もいるし、ファンで逝っちゃった人もいる」と“戦友たち”に思いをはせた。その上で「もしかすると、戦争が起きたり、彗星(すいせい)が降ってくるかも知れない。また、俺が出禁になるかも知れない。元気なうちに、皆で花火を打ち上げよう、ということです」と趣旨を説明した。

日本武道館公演に先立ち、10月8~10日まで東京・渋谷のeggmanで「40th Anniversary FINAL」と題し、3デイズ公演を開催する。結成した85年に3デイズ公演を行った原点で、結成40周年の25年10月にもライブを行った。小川は「ビックリ…生前葬だったんだな」と笑いつつ「この年になって、年1くらいで、ちょこちょこ集まってライブして。40周年でバンドらしい活動ができて、だんだん楽しくて欲が出てきた。その流れで、80年代のようにeggmanから武道館に行けるのが幸せ」と、感慨深げに口にした。すると、ユカイは「生前葬と言っても、棺おけに入るわけじゃない」と強調。「終活。武道館を満杯にして、生きていくのにどうしようかと考えようかと。その先のことは、何も考えない。ファンを含め、今を燃やし尽くす…そういうことだ!」と宣言した。

詳細は、まだ決まっていないという。ギターの木暮“shake”武彦(66)は「曲が、いっぱいあるから…演奏できる曲は多くて20曲くらい。普通に皆が喜ぶ曲をやると、いっぱいになる。驚きのある曲も入れたい。その時点で1番、良い物をやりたい」と、セットリストの方向性を示した。

ユカイは「終活をやるんです。いつまでも永遠に生きていると思うから、寂しいんだよ。死に向かって生きているんだ。生きていることを喜ぶためのものだから。セットリストは、まだこれからだよ。魂も曲も生き続けるんだよ!!」と熱っぽく語った。その上で「この移り変わる時代の中で俺たち、40年間、ロックンロールやってこられたと、幸せ、ラッキーに思っています。俺たちの生き方は、過去も未来も関係ない、今を1番、楽しみたい」と強調。「ロックンロール、忘れてないか? 生きてるだけでOKだぞ。ロックンロールを忘れちゃった皆、集まって共に燃やし尽くそう。ロックンロール!」と気合を入れた。その後で「(『ロックンロール』の叫びが)ちょっと、内田裕也みたい」と言い、笑った。