ファンモン&いきものがかり、念願の対バン実現「夢のようなステージ」平成の名曲にファン熱狂

対バンライブ「あの日の約束ハタチまSHOW!!」を開催したFUNKY MONKEY BΛBY’Sといきものがかり。左から水野良樹、モン吉、吉岡聖恵、ファンキー加藤

FUNKY MONKEY BΛBY’Sといきものがかりが21日、東京ガーデンシアターで対バンライブ「あの日の約束ハタチまSHOW!!」2日目公演を開催した。

“二十歳”を迎えた2組が、長年の約束を果たした。この日はいきものがかりが「風が吹いている」「コイスルオトメ」「じょいふる」など8曲を、ファンモンが「告白」「あとひとつ」「悲しみなんて笑い飛ばせ」など9曲を披露。アンコールでは2組で両者の「ありがとう」を交互に歌唱し、コラボ曲「奇跡じゃない」を披露し、7000人のファンを熱狂させた。ファンキー加藤(47)は「この夢のようなステージが永遠に続けばいいと思っているぞ!」と叫び、「4、5年前から水野(良樹)くんを口説いてきた。自分主導でイベントを起こすのは初めてだったので、夢のような空間です」と喜んできた。

2組とも2006年にデビュー。デビューした年に四国の小さなライブハウスで出会い、水野良樹(43)は「まったくキャラクターの違うメンバーで、かさ帽子をかぶった方(DJケミカル)とうちのボーカル(吉岡聖恵)がなぜかすごく仲良く話していて、何の話をしているのかと思ったらUFOの話をしていた。(MCの)片方はすごく自由人でもう片方はなんかプロレスラーみたいで、何なんだろうこのグループは…と思ったのが出会いだった」と回想。「そこからお互い意識し合いながら、ライバルとして、20年過ごすことができました」と語った。

吉岡聖恵(42)は「あの時もファンモンはガツガツギラギラしていた。『上に上がってやる!』という気持ちがすごいグループで、おとなしそうな私たちいきものがかりも『私も負けない』って。そういう風に気持ちを鼓舞してくれるグループだった。こんなふうに昔を知っているグループと今日、これだけ熱いお客さんの前でツーマンができて本当にうれしいです」と、懐かしさに浸りながら話した。

対抗意識を持っていたのはいきものがかりだけではなく、加藤は「俺たちはずっとクラブみたいなところでやっていて、ちゃんとした歌のうまいバンドを見たことがなかった。本当にびっくりして、大至急仲良くなりたくて、大至急赤外線通信。20年たって、こう見えて僕ら人見知りで、いきものがかり以外にミュージシャンの友達1人もいません。」と笑いを誘った。続けて「すごくパワーをもらったけど、紅白も大きな会場でのライブも、いきものは同期の中でも1歩も2歩も先を行っていた。うれしかったけど悔しかった。でもそれが力になった」と熱く語った。

それぞれへの思いを語り合い、絆を確かめ合った。最後に加藤は「また10年後にやりましょう。『あの日の“三十路(みそぎ)”果たしまSHOW!!』って」と新たな約束を交わした。【野見山拓樹】