元宝塚男役スターの女優凪七瑠海(なぎな・るうみ)が21日、ビルボードライブ横浜でライブ「Rumina」を行った。「ハルカナ約束」「神の裁き」「たしかなこと」などメドレーも含めて14曲を熱唱した。
ステージに登場した凪七はオリジナルカクテル「パッションレッド」で乾杯。「私はファスティングマイスターで健康美容食育士の資格も持っているから、これはいいですよ」と薦めた。
そして舞台「1789」でマリー・アントワネット役を演じた時に歌った「神の裁き」を歌って「男役から急にマリー・アントワネットを歌うのは初めての挑戦でした」と振り返った。
この日は、父の日。元テノール歌手の父親(88)をステージに上げ、一緒に「ボラーレ」を歌った。「父は温和でパパっ子で『パパと結婚する』と言うような子でした。その分、母に厳しく育てられました」と笑った。
昭和歌謡曲のメドレーではキャンディーズの「暑中お見舞い申し上げます」と「年下の男の子」を振り付きで披露。他に久保田早紀「異邦人」、中森明菜「飾りじゃないのよ涙は」「ミ・アモーレ」を熱唱して「昭和の曲はいいですよね。メロディーもいいけど、歌詞も覚えやすい」と話した。
昨年1月に宝塚を退団。「前は男役のまま舞台の上で死にたいと思っていました。今は普通に死にたい(笑い)。これからも皆さまに笑顔になっていただけるよう一生懸命歌っていきます」と話した。
◆凪七瑠海(なぎな・るうみ)東京都生まれ。2004年(平16)に89期生として宝塚歌劇団入団。宙組で男役として活躍。10年「ジュシャント」主演。13年月組。14年「THE KINGDOM」主演。16年専科。18年「蘭陵王」主演。25年1月退団。同年4月舞台「1789-バスティーユの恋人たち-」でマリー。アントワネット役。芸名「瑠海」の名付け親は作家陳舜臣。愛称カチャ。特技はスプーン曲げ。169センチ。