メッセンジャー黒田、千鳥大悟のカンヌデビューをたたえるも「うらやましいとかはない」

舞台「芸能事務所フルハウス」の取材会に出席した、左から、クリエイターユニット「ねぎぽんず」村角太陽、黒田たもつ、お~い!久馬(撮影・阪口孝志)

漫才コンビ、メッセンジャー黒田たもつ(56)、ザ・プラン9お~い!久馬(53)、俳優村角太陽(41)が22日、大阪市内で、舞台「芸能事務所フルハウス」(7月10~12日、新世界ZAZA HOUSE)の取材会に出席した。

25年の舞台「VS.」を機に、黒田らが結成したクリエーターユニット「ねぎぽんず」による新作舞台。亡き父の跡を継ぎ、小さな芸能プロダクションの新社長に就任した主人公が、事務所に所属するやる気も実力もないポンコツ中年芸能人と繰り広げるドタバタコメディー。

黒田は今作について「裏方だけで作りたかった」。話の大枠の構想はあったが、「原案を作るのは得意やけど細かいところを詰めるのが苦手」とあって、NSC同期の久馬に打診。09年の舞台「かさ」以来、17年ぶりにタッグを組んだ久馬について「まじめでネタを作ることに関しては殺人マシン。後輩からも『いつ、寝とんのや?』と言われているくらい、ネタ作りが好きな人。我々としてはネタ作りは1番しんどい仕事やけど、それで生き残ってきた彼は尊敬しますね」と敬意を表した。

23年NHK後期連続テレビ小説「ブギウギ」のこう縁などもあり、役者「黒田たもつ」としても評価が高い黒田だが、是枝裕和監督の映画「箱の中の羊」でカンヌデビューを果たした後輩のお笑いコンビ、千鳥の大吾の活躍について聞かれると「うらやましいとかはないですね」ときっぱり。「年齢いってくると、うらやんだりとかがなくなってくる。20代とかなら変にどっちが上とか面白いとかいう感覚になるんでしょうけど。大吾もそうやってやるのも、彼にもええ勉強になったと思う。今回、あてがきで書かれた部分もあると思うし、そういう人間になれたらええですね」と大吾をたたえながらも、劇団「ねぎぽんず」に役者としてオファーするかどうかについては「裏方のチームでというのがあるんで。この人が出ているというよりは裏方の人で見せていきたい」とこだわりを見せていた。