元乃木坂46で女優の山下美月(26)が22日、大津市で初の単独主演舞台「成瀬は天下を取りにいく」の取材会に出席した。
宮島未奈氏原作の小説を舞台化。山下演じる主人公成瀬あかりが、周囲におもねることなく全力で我が道を突き進む姿や、成瀬に影響を受けて新しい生き方を見つけていく人々の姿を生き生きと描く。山下は作品の舞台となる大津市で取材会を開き、琵琶湖遊覧船ミシガンで記念撮影を行った。
成瀬が西武のユニホームを着ていることにちなみ、山下もユニホーム姿で登場。成瀬との共通点について「稽古で毎日、成瀬と向き合う中で共通点が逆に見つからないんですけど、自分が成瀬の考え方に影響されて、自分の考えが変わった部分があります」といい、「成瀬のいろんなことに挑戦する気持ちにウソをつかずにとりあえずやってみる。それがダメだったとしても、ひとつの経験として肥やしになるから無駄じゃないって語るシーンがあるんですけど、それは私にはない考え。失敗を気にして、ちゃんとやらなきゃって気持ちが強いタイプだったので、成瀬に影響を受けて、成瀬に近づいていってるような感覚です」と語った。
映像での出演は多いが、意外にも舞台で単独主演を務めるのは初めて。演劇と舞台の違いを聞かれると、「お芝居で大事にしている部分は大きく変わらない。舞台の醍醐(だいご)味は毎日毎日、繰り返す中でハプニングがあったりしたときに、チーム全体で臨機応変に力を合わせてゴールを目指していく。そこは映像と違うなと稽古をして感じます。本番を迎えたときに、毎日どんな変化が私に訪れて、良くなっていくのか楽しみです」と語った。
原作ではM-1グランプリに挑戦する場面も描かれており、「漫才のシーンは実際にあります」。関西の地で漫才を披露することに「だいぶプレッシャーですね。漫才をする経験が初めてですし、漫才って本当に芸人さんたちのものって感覚があったので、面白くしたいなという気持ちはありつつ、ちょっと心配ではあります」と困っていた。
東京公演は7月4~12日にサンシャイン劇場、京都公演は同16~26日に京都南座、滋賀公演は同28~29日に大津市民会館で。