西山将貴監督初の長編作品「インビジブルハーフ」バミューダ3メンバーの評価は

映画「インビジブルハーフ」先行特別上映イベントに出席したホラーユニット「バミューダ3」西山将貴監督(撮影・川田和博)

ホラークリエーティブユニット「バミューダ3」のメンバーで映画監督の西山将貴氏、ホラー作家の背筋氏、脚本家でゲームデザイナーの佐藤直子氏が22日、都内で、映画「インビジブルハーフ」(西山将貴監督、7月31日公開)先行上映会に出席した。

同じユニットのメンバーである西山監督の作品ついて、背筋氏は「ホラーの評価軸にはまず作品としての面白さと怖さがありつつ、個人的には、対お化けよりも人、その人が何を考えているのかを描けているかだと思う」とした。「だからこそ、理不尽なものと相対したときに、どのような心の変化があるのかこそが文脈上の恐怖につながる」とした。

「その意味では、人のありようは時代で変わるし、テクノロジーとの向き合いでも変わる」とし、同作を「心の葛藤を描けている」と評価した。

一方佐藤氏は、「人が怖さを感じるのは日常が壊れる瞬間だと思う。全く自分とは遠いところの時代設定だと、キャラクターがどんな怪異に襲われてもファンタジーやSFになってしまう」と述べた。

同作については「常に時代性、今の文化、空気感を作っていて、それが壊れるのが面白い」と称賛した。