イッセー尾形、中島裕翔をべた褒め「パーフェクトだな」「自慢の息子」舞台で親子役で共演

「セールスマンの死」取材会に出席した中島裕翔(左)とイッセー尾形

俳優のイッセー尾形(74)が26日、都内で主演舞台「セールスマンの死」(東京芸術劇場など)の初日公演を前に、報道陣の取材に応じた。

消費主義によって変わりゆくアメリカ社会を舞台に、疎外されまいと必死にもがく老いたセールスマンとその家族の物語。主人公のウィリー・ローマン役は、日本でもあまたの名優によって上演され、近代演劇の金字塔とも称される。「今はAIとかで、電話をしてもなかなか人に行き当たらない。人の生の声を聞きたいのに、生身が遠くにいる。でも、この舞台は肉弾戦。本来の人間らしさを感じていただけたら」とアピールした。

初共演で、息子役を務める中島裕翔(32)の印象を問われると、「パーフェクトだな。運動神経、舞台神経が完璧。舞台の隅々まで見て、自分だけではなく周りと動いている。すばらしい役者です」と絶賛。「繊細で偉大な芝居ですけど、中島くんを頼りに進んでいきたい」と話し、中島を照れさせていた。

さらに「自分が若かったら中島くんみたいな若者になりたかった。そういう憧れがあるので、舞台の上では憎み合わなくちゃいけないのにどうしても仲良くなってしまう」と人間性も絶賛し、「僕には息子がいないので、この劇で息子の存在を体験している。僕の役は過干渉な役だけど、中島くんを見ているとこのままでいいと思ってしまう。本当の息子だったら自慢の息子ですね」と最後まで褒めちぎっていた。