俳優の柿澤勇人(38)が26日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜午後1時)に出演。人間国宝だった曽祖父と祖父を継がなかったことについて語った。
曽祖父・清元志寿太夫は浄瑠璃の語り手、祖父・清元榮三郎は三味線奏者で、ともに人間国宝。父は次男のため、清元は継がずサラリーマンだという。
MCの黒柳徹子が「清元やるとかは誘われなかった?」と尋ねると、「誘われたんですけど…。ただ、うちは家元の家系ではないんですね。だから『継ぐことが宿命ではない』とは言われてて。子どもながらに、ちょっと怖い世界というか…。だから僕はずっと幼少からサッカーやってたり、外でずっと遊んでるほうが楽しかったから、即答で『僕はやりません。サッカーやります。遊びたいです』みたいな」と振り返った。
そして黒柳が「側で、芸事の難しさが分かってる方が多いわけだから」と話すと、「だから祖父に関して言うと、最後はガンで亡くなったんですけど。どんどん、どんどん痩せ細って。きっと彼自身も、もう死期を感じてたと思うんですね。やっぱり抗がん剤治療なのか、治療で薬を投与しなくちゃいけないけれども、三味線弾きだから、手は商売道具だと。最後の最後まで注射を打つこと…、針をここに刺すことを拒んでましたね。だから、そういうものも見てたから、余計、普通の仕事じゃないと思っちゃって。いや、これは、もう、僕はやりたくないみたいな感じで…、その時はね、思ってましたね」と打ち明けた。