にしたんクリニック西村誠司社長が生島ラジオ出演「売り上げゼロから115日で1日1億円」

生島ヒロシ(左)と「にしたんクリニック」西村誠司社長

にしたんクリニックやイモトのWiFiなどを運営する「エクスコムグローバル」の西村誠司社長が28日、生島ヒロシ(75)がパーソナリティーを務める、文化放送「生島ヒロシの日曜9時ですよ~」(日曜午前9時)にゲスト出演した。

西村社長は大学卒業後、外資系のコンサルタント会社のアクセンチュアに就職した。21歳の時に小説「ケインとアベル」を読んで起業を決意していた。「93年に卒業して95年に起業しました。日本の商社にも就職活動したんですけど、2年で辞めるやつは採用しない。日本の企業は『最初の10年は赤字社員。その後の30年で返してくれればいい』という感じ」と振り返った。

西村社長はアクセンチュの面接で「僕は3年で辞めて起業します」と宣言したという。「面接官が『カッコイイじゃん。西村君が起業して成功したら、うちのブランド価値が上がるじゃん』って。なんてカッコイイ会社なんだと思いました」。

25歳で起業して、携帯電話の留守電を転送するボイスメールの会社を立ち上げたが、うまくいかずに借金が7000万円できた。「イモトのWi-Fiを立ち上げて、コロナ禍で海外に行けない時よりもきつかった。アメリカは日本より3年進んでいるから、起業のネタを探すために借金してラスベガスのIT展示会に行ったけど、何も見つかりませんでした」と振り返った。

ラスベガスからロサンゼルス経由でサンディエゴの友人に会いに行った。「飛行機が遅れたけど、電話連絡がつかない。4時間遅れたけど、友達は待っていてくれた」。

日本から持って行った携帯電話は、アメリカでは使えなかった。「それでアメリカのケータイを日本に持ち込んで、アメリカに渡航する人に貸せばいいやと。ネタを探しに行って、ダメだったんですけどね。それで、ホノルルに会社を作って20台契約して、日本に持って来ました。最初のボイスメールの方が、成功する自身がメチャメチャあったんですけどね。ケータイは自信も何もなかったけど、とにかくやった。自信のあったものがダメで、たまたまやったものが当たった。7000万円の借金が3年で返せました」と話した。

成功の秘訣(ひけつ)について「起業する人に相談されても、いまだに分からない。だから、とにかくやるしかない。今は普通の人より、失敗する確率は半分くらいだと思う。だけど、僕は“打席”に入る回数がメチャメチャ多い。失敗の数もすごく多いと思う。だけど、それが、今の道になっている」

2020年(令2)に、コロナ禍が世界中を襲った。「飲食店が『7割ダメ』と言っていたけど、うらやましかった。『3割残るじゃん』と。うちは98%ダメだった。コロナが向かい風で、それで全く違う起業を考えた。イモトのWi-Fiじゃ『一発屋』と言われた。全く関係ないところ勝負してやろうと、にしたんクリニックを19年11月に始めていたんです。友人の大企業の人が『うちでコロナが出たんだけど、検査するところない、どこか知らないか』って。自分が検査すれば、恩返しにもなると」

20年7月にPCR検査のサービスを立ち上げた。「立ち上げから、115日で、1日の売り上げが1億円。ゼロだったものが1年で365億円になりました。それが115日のミラクルです」と話した。

生島は「本当に深い話ですね。レギュラーコメンテーターになっていただきたい」と締めくくった。