「はたらく細胞」作者、性被害訴え「加害者から作品への影響を仄めかされる形で法的措置を…」

清水茜氏のXから

漫画「はたらく細胞」の原作者で、現在「イエローフレイム」を制作中の漫画家・清水茜氏(32)が29日までにXで、性的被害を受けていると主張した上で「半年ほど前から、加害者側から作品への影響を仄めかされるような形で法的措置を示される状況が続いているためです」と明らかにした。

清水氏は15日に、Xで「『はたらく細胞』の連載中には、複数の被害が重なり、うつ病と抜毛症、その後には心的外傷後ストレス障害の診断を受けました。また、身内からの金銭的被害や性的被害、家族からの二次加害も重なり、執筆のきっかけとなった妹とも連絡を断つことになりました」と公表。「当時のことは今でも大きな傷として残っています。炎上しない範囲で、小出しにお伝えしていけたらと思います」とつづっていた。

その発信を受ける形で「性被害の件でも、私の意向を無視する形で加害者側から調停を申し立てられました。その上で、加害者側から『被害者側に接触禁止を課し、被害者が加害者に接触できないようにしてほしい』という、私に不利益を転嫁するような主張がなされました」と投稿。「そのような場合であっても、『作品への影響を考えたら裁判へ移行しない方がいいはず』とされ、泣き寝入りしなければならないのが現状です」と続けた。

清水氏は「トラブルになっているお相手の方々には、作品への影響や法的手続に関する考え方について共通する傾向が見られます。そのため、今後も同様の対応がなされる可能性があると考えています。誤解や不測の事態を避ける目的で、経過として投稿させていただきます。お騒がせするかもしれませんが、引き続き、少しずつお伝えしていきます」とした。

清水氏は「イエローフレイム」についても14日に投稿「当時は前々担当さんとの件もあり、私自身かなり追い詰められた状態で、前担当さんの方針に合わせなければ制作環境を整えてもらえないのではないかと思い込んでいました。その中で、『私の作風的に最強キャラ中心の物語は向いていない』と2年ほど伝え続けていたのですが、なかなか噛み合わず、一時期は描くこと自体をやめようと考えるほど苦しかった作品でもあります」と執筆取りやめを考えたほど悩んだと吐露。「編集部を変えた今も、その時の影響から完全には抜け出せていない部分があり、少しずつ自分の作風に合う形を探し直しているところです。時間が空いたら、いつか制作秘話の漫画として描いてみたいです」とつづった。