落語協会の13代目会長に選出された林家正蔵(63)が30日、都内で会見した。前日29日に行われた理事会で、14年から務めていた副会長から昇格が決定。会見では、テレビのバラエティー番組で、いじられ役としてお茶の間に笑いを届けたり、「タッチ」など人気アニメの主要キャラクターの声優を務めたり、幅広く活躍した「林家こぶ平」の名への愛着が、今もあることを熱く語った。
「今でも『こぶ平』と呼ばれることは多いですよ。『こぶ平』っていいですよね。今は『正蔵』ですけど、一緒に育てたという気がする。最初におやじ(故林家三平さん)から『お前の名前はこぶ平だ』と言われた時はビックリした。父の名前に『小』を付けて『小三平』とかかと思っていたので。でも、うちの一門は『名前を大きくしなさい』という伝統。なんか、長く付き合っている、でもお別れはしていない友だちのような存在。だから、絶対、誰にも継がせない!」。2代目林家こぶ平が現れてほしくない、認めたくないという強い思いを打ち明けていた。