スターダスト☆レビュー×オメガトライブ、美ハーモニーとベテラントークで1万人を魅了

40年ぶりの共演ライブを行ったスターダスト☆レビュー根本要(右)と杉山清貴&オメガトライブの杉山清貴

スターダスト☆レビューと杉山清貴&オメガトライブが1日、神奈川・ぴあアリーナMMで、約40年ぶりの共演ライブイベント「YOKOHAMA NIGHT GROOVE!アレレのぱんちょす!!」を行った。

アマチュア時代からしのぎを削ってきた両バンド。ライブタイトルは両バンドのアマチュア時代のバンド名、スタレビの“アレレのレ”とオメガトライブの“きゅうてぃぱんちょす”を合わせた。

オープニングはスタレビ「夢伝説」、オメガトライブ「ふたりの夏物語NEVER ENDING SUMMER」を根本要(69)、杉山清貴(66)が歌い分ける形で披露した。

85年のイベント以来の共演という。根本が「共演する機会がなかった。なぜだか分かる?」とすると、「売れているバンドと売れていないバンドだったから」とすれば、杉山が「最初からヒット曲はあったけどバンド崩壊が早かった」とし、「解散したままで再結成していないので、いいのかなと思いながらの続けている」と自虐ネタを飛ばし合う一幕も。

杉山が「死ぬまでにやりたいことをやろうということで」とすると、根本も大きくうなずいた。

それぞれのバンドが3曲ずつ自身の曲を披露する時、演奏していないバンドはステージ後方に用意されたコンシェルジュ付きの“のんびりシルバーシート”で観覧という異例の展開も見せた。

この日、両バンドの代表曲のほか、アマチュア時代に両バンドが初めて出会った79年開催のヤマハ「ポピュラーソングコンテスト」のグランプリ曲クリスタルキング「大都会」のカバーなど全18曲を披露した。

80年代の音楽シーンを彩り、今なおライブバンドとして走り続ける両バンド。根本のハスキーボイスと杉山のクリアなハイトーンボイス。正反対の声が交わることで重厚かつ美しいハーモニーを生み出した。ライブ本編ラストの両バンドメンバーによるアカペラに、会場が水を打ったように静まり返って聞き入った。

また、音楽はもちろんベテランらしいトークやコール&レスポンスなどで、会場を埋め尽くした1万人のファンを独自の世界へといざなった。

この日の模様はWOWOWOWが生中継を実施。WOWOWオンデマンドでは1カ月のアーカイブ配信も行う。また10月には、同コンサートの密着ドキュメンタリーも放送する。