笑福亭鉄瓶、無学の会最終回に師匠鶴瓶から「まだ何も聞いてない」も「寂しいです」

東名阪独演会ツアーへの意気込みを語った笑福亭鉄瓶(撮影・阪口孝志)

落語家笑福亭鉄瓶(47)が2日、大阪市の松竹芸能で「笑福亭鉄瓶独演会 東名阪ツアー」(11月7日、天満天神繁昌亭ほか)の取材会に出席した。

23~24年に続く東名阪での独演会。笑福亭鶴瓶の“鶴瓶トーク”に魅せられ、01年に弟子入り。当初は落語をやる気が全くなかったが、年季明けの4年目に兄弟子たちの落語会の手伝いに行くようになると、落語家のすごみを目の当たりにし、古典落語の魅力にどっぷり取りつかれた。

「笑福亭鶴瓶がその名前でやってくれてたおかげで、私は助かっている。駿河学でスタンダップで売れてる人に弟子入りしてたら、今頃私は落語をできていない。落語に出会わせてもらったことにも感謝で、おこがましい言い方になりますが、25年やらせていただいて僕ができることは、とにかく上方落語に恩返しできるか。それが毎年更新していくテーマ。僕の独演会に初めて来はった人が落語にハマって、いろんな人の落語会に行ってもらえるような会になれば」

その鶴瓶は先月21日放送のMBSラジオ「ヤングタウン日曜日」で、99年から続けている「帝塚山・無学の会」を7月で終了すると発表。最終回はゲストなしで、鶴瓶と弟子全員の出演で区切りをつけるという。

同イベントは鶴瓶が、師匠の6代目笑福亭松鶴さんの住居跡地に建てた寄席小屋を利用し、落語会や演芸、コンサート、トークライブなど、不定期に秘密のゲストを招いて開催してきた。鉄瓶は「一門皆かは分からない。全部決まったら師匠から言われると思いますけど、まだ何も聞いていなくて。皆さんと一緒で『ヤンタン』で聞いた」とした上で、「僕も年2回勉強会をさせてもらっている。松鶴師匠にはもちろん、お会いしたことはないんですけど、これだけ一門がいる中に入れてもらえている幸せ感はある。あそこに行くと、松鶴師匠にどこかから見られてるんちゃうかと思ってドキドキする場所です。寂しいです」と語った。