女優木村多江(55)が舞台初主演する「わたしの書、頁を図る」(3~19日)の取材会が2日、東京・新宿の紀伊国屋ホールで行われた。紀伊国屋の書店創業100周年記念公演。
図書館職員として退屈で妄想過多な毎日を過ごす柳沢町子(木村)が年下の青年との出会いから大きく人生が変化していく物語。
木村は「明日が初日なのですが、いまだに不安がいっぱい残っていてちょっとドキドキが止まらない。でも素晴らしい共演者の方たちみんなで『ワンチーム』で行きますという気持ちでおります」とあいさつ。
初座長については「何の座長感もなく必死に走ってきた」としつつ「でも、みんなが健康でニコニコ笑っていたらいいなということだけを考えてここまで来たと思っています。私は引っ張っていくタイプの性格ではないので、みんなを下から支えていくような気持ちでやらせていただいています。『ワンチーム』の一人一人をスタッフさん、キャスト全員を下から支えたい気持ちでみんなのためにお芝居をしたい」と続けた。
見どころについて味方良介(33)は「全部が見どころで一瞬も気を抜けない。自分は日ごろ思い悩むことがないのですがこの役には思い悩んでいる」と冗談交じりに明かした。
光嶌なづな(23)は木村が「休憩中は声をかけてくれたりすごく温かいのに稽古に入ると荒れ狂う。そのギャップに『おおっ』となる」。
中井智彦(42)は「脚本から面白い。実際に(舞台に)立つとさらに面白い。そしてみんなの適応力が高い。その成果がここにある」と自信を見せた。
坂口涼太郎(35)は「荒れ狂う、鬼みたいな木村多江さんを見てほしい」。そして「(劇中で)テナーサックスの生演奏をやります。ここは大文字で記して欲しい。期待してほしい」とアピール。初のエッセー集「今日も、ちゃ舞台の上でおどる」が発売中とあって「舞台のどこかに置いてあるので探して」。
図書館が舞台なので、猫背椿(53)はもし著書を発売するなら「食べることが好きなので『食べ過ぎて死にたい』というタイトルの自叙伝を出したい」と話した。