元乃木坂46で女優の山下美月(26)が3日、都内のサンシャイン劇場で、初の単独主演舞台「成瀬は天下を取りにいく」(4日開幕、同所など)の囲み取材と公開ゲネプロに臨んだ。
宮島未奈氏の小説「成瀬は天下を取りにいく」「成瀬は信じた道をいく」(新潮社)の舞台化。山下演じる主人公・成瀬あかりが全力でわが道を突き進む姿や、成瀬に影響を受けて新しい生き方を見つけていく人々の姿を生き生きと描く。
山下は「全く座長感のない座長ですが、本編では成瀬が軸となっていろいろな人を動かしていくので、お芝居の面では真ん中に立って頑張ろうという気持ちです」と意気込んだ。自身とは共通点がないというキャラクターに「やっていて楽しい。立ち方、しゃべり方、いろんな人に対する態度。自分が普段、社会ではできないようなことを舞台上でさせていただいてるので、成瀬の奇想天外さにパワーをもらってほしい」と話した。
劇中ではかるたやけん玉を披露する。「何よりけん玉が難関でして、毎公演成功できるかっていう、その日の運試しみたいな感じになってる。なるべく成功できるように頑張りたい」。元々けん玉は全くできなかったが、猛練習の末、稽古での成功率は70%ほどになった。「注目してほしくないなと思いつつ、注目してほしいです」と複雑な胸中を明かした。
あかりの親友・みゆき役の藤野涼子(26)との漫才シーンもある。「まだお客さまの前でできていないので、一生懸命やっても笑いが起きるのを経験したことがない。本番でもシーンとなるのか、お客さまが笑ってくださるのか、不安はありつつ楽しみです」。
成瀬のバイト先のクレーマー呉間言実役で、「南海キャンディーズ」としてM-1グランプリ準優勝の経験もある山崎静代(47)は「2人がめちゃくちゃかわいいんですよ。ずっとニコニコ見ちゃう。掛け合いも堂々としてて、成立してる」と太鼓判を押した。“プロ”の前での披露に、山下は「大プレッシャーですね」と冷や汗。これには山崎は「ほとんどしゃべってないから私、漫才では。漫才師といえないくらい」と笑っていた。
ISSEI(22)、天宮良(64)、田畑智子(45)も出席した。東京公演後に京都、滋賀でも上演する。