佐藤二朗「踊る大捜査線」スピンオフドラマ降板、フジから通達 代役立て難しく放送危機も

佐藤二朗(2026年撮影)

俳優佐藤二朗(57)がフジテレビ系で4月期に放送されたドラマ「夫婦別姓刑事」で共演した女優に「ハラスメント」行為をしたと「文春オンライン」で報じられたことを受け、佐藤が出演予定だった同局ドラマを降板し、同作の放送が危ぶまれていることが3日、関係者への取材で分かった。

降板したのは、映画「踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!」(9月18日公開予定、本広克行監督)の関連ドラマ。当該記事配信などを受け、同局から佐藤側に通達したという。

佐藤はドラマで映画と同様に警視庁クリニックの医師、指方輝を演じる予定だった。ドラマでも重要な役どころで、関係者は「とても代役を立てられる状況ではなく、放送自体なくなる可能性もありそうだ」と話す。同局の広報は「制作の詳細についてはお答えしておりません」としている。

一方「踊る大捜査線」映画本編について、関係者は取材に「現時点で公開日、出演等の変更予定はございません」と答えた。

同局は2日、報道について「大変遺憾」とした上で、「男性俳優が、女性俳優が演技上の制約を有することになった経緯を認識しながら発した言葉等が、外部弁護士による調査において問題視された」と説明。佐藤側に厳重注意を行い、再発防止を求めたとした。

一方、佐藤の所属事務所は1日に報道に反論する声明を出し、2日には公式サイトで代表取締役のコメントを発表。「一方的な内容が報じられており、極めて遺憾」などと伝えた。

佐藤も3日、自身のXを通じて、報道について改めて強く否定。「ステレオタイプの『か弱い若い女性』と『典型的な昭和のパワハラオヤジ』を完全に創作してる。最大級の『注意』や『警戒』が必要と痛感していた僕が、そんな態度を取れる訳がない。自分の身を守る為にも。嘘はやめて下さい」と訴えた。