脚本家で映画監督の三谷幸喜氏(64)は、4日夜に放送されたTBS系「情報7days ニュースキャスター」(土曜午後10時)に出演した際、俳優同士の現場でのやりとりをめぐり、「一般論」として自身の経験をまじえた私見を述べた。
三谷氏は「あくまでも一般論として、自分も経験があるんですが、演劇の世界でも映像の世界でも、現場で役者同士のコミュニケーションがうまくいかないことって、結構あるわけです。すごい、どこでもありますよ」と証言。その上で、「もめるときにいちばん大事なのは、当人同士で言い合わせをしない(こと)。『あの人の芝居は違うな』と思ったら、まず演出家に言う、みたいな。プロデューサーを挟むというのが、いちばんの解決策かなと思うんですけど」と述べた。 一方で「でも、俳優さんの中にはすごい熱い人がいるじゃないですか」と述べ、ともに総合司会を務める同局の安住紳一郎アナウンサーが「そういう人が、俳優さんをやっているわけですよね」と応じると、三谷氏は「自分が(相手に)言いたい、どうしても今言いたい、人を介するのでは面倒くさいから今、ここで言いたい、みたいな男性俳優もいるわけですよ」と、自身の経験をまじえて言及。「そういう人がガーッと言うと、男性俳優は顔がでかいから。『圧』があるわけですよ」と述べたところで、安住アナに「それは、今言う必要はないです」とツッコミを受けた。
三谷氏は「一般論です」として、「(そういうケースでは)やっぱり、自分が思っている以上に相手が傷ついちゃうみたいなことは、なくもないんです」と指摘。安住アナは「脚本家としても、そういうトラブルを乗り越えながらホンをつくりあげるんですね」と、脚本家の苦労に触れながら応じた。
三谷氏は「そうなんです」と応じた上で、「結局、脚本家っていちばん大変だなと思うのは、そういう現場でいろいろもめると、台本の書き直しとかになる。僕にも経験がありますけど、何回も書き直さないといけないと。プロデューサーに頼まれて、みたいな」とした上で、「(そんなケースが起きるため)一般論として、脚本家は大変だなということを感じました」と、自らの立場をまじえながら語った。