ガクテンソクが単独ライブツアー開始 新作漫才5本全て完成は2日前も「なんとかなるんです」

単独ライブツアー「九分九厘」最初の東京公演を行ったガクテンソクのよじょう(左)と奥田修二(吉本興業提供)

お笑いコンビ、ガクテンソクが8日、東京・有楽町よみうりホールで、単独ライブツアー「九分九厘」を開始した。

10~15分ほどの漫才を、ほとんど間を置かずに連続で5本披露。最後に「ご当地あるあるビンゴ」と題し、9マスの空欄に「東京あるある」を書いて埋め、事前に観客から集めたアンケート結果と照らし合わせるビンゴ形式のゲームを行った。最初から最後まで、満席の会場を笑いで包み込んだ。

漫才は全て新ネタで、最後の5本目が完成したのは、2日前の今月6日だったという。よじょう(44)は「合わせたのは今日」と、2人で顔を合わせて練習したのは、この日の本番前が初めてだったと明かした。それでもコンビ結成21年目、24年には結成16年目以上で争う漫才賞レースの「THE SECOND」で王者にも輝いた実力者。奥田修二(44)は「若手のころは、前もって準備して、練習して、けんかもして…。でも20年やってるじゃないですか。気付いちゃったんです。なんとかなるんです」と、芸歴も中堅からベテランと呼ばれるキャリアを積んできただけに、風格を漂わせた。

ツアータイトルの「九分九厘」について、奥田は「九分九厘、面白いです。ただ、1厘は分からない、100%とは、ちょっと言えない」と、顧客満足度99%という期待を込めて名付けたという。

10月18日の千秋楽、大阪公演まで香川、福岡、宮城、岡山と合わせ、全6都府県を回る予定。うち新たなに3つの地域を増やした。奥田は「知名度も去年よりは上がっているし『ドーンと全国ツアー』みたいな意見も出たんですけど『怖い』って言いました(笑い)。手応えが、そこまでない。だから『じわじわ全国にさせてくれ』と。なので3(カ所)増やしましょうという、折衷案で、こうなりました」と、笑いを誘いつつ説明した。よじょうは公演直後とあって「すごい腰痛が…」と苦笑い。ただ「体力を付けて、なんとかツアーを乗り切りたい」と続け、残る5公演に向けても意欲を見せていた。