田中泯、映画「ゴジラ-0.0」生物学者役 吉岡秀隆、山田裕貴、佐々木蔵之介ら続投

映画「ゴジラ-0.0」のポスタービジュアル(C)2026 TOHO

山崎貴監督(62)の新作映画「ゴジラ-0.0」(11月3日公開)に、田中泯(81)が新キャストとして出演することが9日、分かった。

戦争で心に大きな傷を負った生物学者・村上寛治を演じる。また、主演の神木隆之介(33)と浜辺美波(25)に続き、23年の前作「ゴジラ-1.0」に出演した吉岡秀隆(55)山田裕貴(35)佐々木蔵之介(58)安藤サクラ(40)田中美央(52)も続投する。ポスタービジュアルと最新特報映像も解禁された。

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田中泯は「私は役を演じる者だったが、その場の役にたったのか、それはわからない。だが、今も止まらない震えを果てしのない喜怒哀楽とともに、五体の隅々に感知したのだ。私はこの震えを手放さない、そう思った」と出演の感慨を吐露した。「1954年11月3日、日本にゴジラは誕生した。僕は9歳だった。そして、今でも一人でWhy! Why! WHY! とつぶやいている子供だ。ゴジラはいる」と続けた。

田中が口にした初代「ゴジラ」(本多猪四郎監督)は、54年3月1日に米国がビキニ環礁で行った水爆実験で被爆した第五福竜丸事件に着想して作られた。「ゴジラ-0.0」は、シリーズ30作目で初めて平洋戦争末期から終戦直後の47年の日本を舞台に描いた23年の前作「ゴジラ-1.0」の2年後に、復興を遂げ、ようやく訪れた日常に絶望の到達点が襲いかかる様を描く。

前作では、吉岡が演じた海軍の兵器開発に携わった技術士官・野田健治がゴジラを打倒する海神(わだつみ)作戦を立案した。田中が演じる村上は、詳細は明かされていないが、特報映像の中で「ゴジラは、核攻撃にも耐えるそうですな」と語る一幕が描かれる。初代「ゴジラ」をリスペクトする山崎監督だけに、ゴジラを打倒する兵器オキシジェン・デストロイヤーを開発した芹沢大助博士を、ほうふつとさせるキャラクターになる可能性もある。

「ゴジラ-0.0」では、神木演じる敷島浩一と生活を共にする、浜辺演じる大石典子の姓が敷島に変わっており2人は結婚したとみられるが、野田は大型災害対策事務局の局長として新たな脅威に奮闘。安藤演じる敷島の家の隣人・太田澄子は孤児院を運営。また駆逐艦「雪風」の元艦長・堀田辰雄を演じた田中美は「今も忘れられないのは、広大な土地にそびえ立つセットの恐ろしさです」と撮影の様子を明かした。